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○村吉茜



 次は初出場の村吉茜。
 彼女については3年前、高校3年生のときに、あるステージで見て以来。
 ラジオ沖縄主催の「新唄(ミーウタ)大賞」で、「美童ぬ花」をうたってグランプリに輝いた、久米島育ちの21歳。山里ゆきが目標と言いますから、立派です。

 プログラムを見ると、祖父は著名な沖縄芝居役者の新垣則夫、母は元民謡歌手の新垣さゆり(現歌手の新垣小百合とは別人ですので念のため)なのだそう。やはりDNAというのが効いているのでしょうか。

 きりりとした琉球カラジにあでやかな赤の琉装。その着物は、左肩から前にかけて白い紅型模様があしらわれており、帯は紫。オペラグラスを持参したので、このあたり、緻密なのです。(笑)

 しかし、あぁ、なんということか、ここで雨。茜ちゃんのおべべも濡れるけど、我々観客たちも、すわっ!と色めき立ちます。
 おれも、こういうこともあろうと100円ショップで買ってきた使い捨てカッパを取り出します。スタンバイしておいてもう少しひどくなったら着ようかな。

 1曲目は「ジントーヨー」という曲だと紹介して、おじさんに当たる新垣良美の三線サポートを受けてうたいだしました。
 これは「かいされー」をスローにしたものですな。嘉手苅林昌が得意としたようなかいされーのうたいかた。かいされーって、もともとはモーアシビ唄なのですけどね。

 こんなに多くの人たちの前で歌えて、気持ちいい~、という話をして、2曲目は「ふるさと音頭」という曲。茜のオジィがつくった久米島の民謡らしい。
 ♪ アネ ふるさと音頭に 手拍子を~ ・・・
   サー 久米島は 見渡す限り 青々と~ ユイヤサー ・・・

 最後はミーウタ大賞受賞曲の「美童ぬ花」。
 ♪ 美童ぬ美らさ 春の花じゃかい 花とぅ戯れてぃ 咲かちたぼり 美童ぬ花ゆ ・・・
 また呼んでもらえるよう、もっと練習しますから、ヨロシクと言ってステージをあとに。

 うたう姿はなかなか堂々としており、あれよあれよという間に大きく成長していった内里美香を髣髴とさせるものがありました。
 しかし、三線2本とそのはかなげな声だけという古典的なステージングでは、今後はどうなのだろうか。がんばってほしい逸材です。

 さて、雨のほう。あれれ、村吉のステージが終わると同時に上がったみたい。
 はて、村吉、雨を呼ぶ女なのか?!
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