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2008.06.03
不屈 瀬長亀次郎日記 第1部獄中

戦後の沖縄を代表する政治家で、カメさんと呼ばれて親しまれた瀬長亀次郎の、1954年から56年までの獄中・病床日記です。
2007年に琉球新報誌上に連載されたものを、新たな資料や書簡、関係者の証言や研究者の解説を加えて編集刊行したもの。
日記は、立法院議員時代、人民党事件で投獄された54年11月から、脳梗塞で倒れる直前の87年までの33年分、延べ200冊に及ぶ膨大な量だそうで、今回刊行された獄中・病床日記はその全体のわずか5冊分に当たる分量なのだそう。
当書が「第1部」であるということは、今後何冊か刊行されるのかな。
カメジローは、単調な獄中生活を“独習と闘病”の場と捉え、家族に多くの本を差し入れてくれるよう手紙でリクエストし、毎日を修行者のように生活します。
病に冒された十二指腸の痛みをこらえながらの日々は痛々しいですが、それを気骨で克服している様子が伺え、政治家としての逞しさ、信念の深さが感じ取れます。
これまでに刊行されたカメさん関係書籍としては、「瀬長亀次郎回想録」(1991 新日本出版)が代表的。ぜひこれとあわせて読みましょう。
さて。知名定男が作詞作曲をした「おしえてよ亀次郎」といううたを、ネーネーズがうたっていますので、紹介しましょう。
♪ うんじゅが情きさ 命どぅ宝さ 我した思いゆ 届きてぃたぼり
それはむかしむかし その昔 えらいえらい 人がいて 島のため人のため つくした
あなたならどうする 海のむこう おしえてよ 亀次郎
それは海が赤く 泣いている 自然をこわす 人がいる 約束は守らず そっぽむく
あなたならどうする 愛と涙 おしえてよ 亀次郎
平和を愛する ウチナーと 闘う拠点の 基地がある 手を合わせる 親祖父がいるのに
あなたならどうする となりあわせを おしえてよ 亀次郎
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