年末年始休暇も終わろうとしていますね。
 この休み中最低4冊を目標にしましたが、沖縄本を5冊読了。やったぁ!
 けっうな量を貯めていましたからね。
 さて、そのうちの2冊目をご紹介。

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 1999年5月から2001年10月にわたって男性月刊誌「BRIO」(光文社刊)に掲載された、島尻郡知念村アマバルでの自然観察の記録です。
 著者は4年半ほどここに住んだらしい。

 一言に自然と言っても観察の対象は幅広く、鳥、昆虫、花、草木、動物はもちろん、家畜、海、台風、雷、太陽、月、星などなど。生活をしていて気がついたことについてしっかり観察して、あとで参考書で調べるという、著者曰く小学生の夏休みの宿題のような形でまとめています。

 この観察は楽しかったようで、夜空に見える圧倒的な星の数に驚いたり、いきなり目の前に現れて「わたしを見て!」と言わんばかりの鳥や虫や野草を見たりしています。

 印象的だったのは、やはり昆虫や蛇など、自宅に次々とやってくる珍客たちの様子。
 それらはいずれもデカく、それらの実物写真を見るにつけ、こんなのがしょっちゅうやってきたらたまらないだろうなと思うことしきり。いくら沖縄が好きだからと言っても、おれはもしかしたらアマバルには住めないかもしれない。

 また、おれは蝶が好きなのだけれど、大型のきれいな蝶、オオゴマダラを発見し、いつもオオゴマダラが群れ飛ぶ家というのもいいではないかと、幼虫の食草ホウライカガミを庭に植えてみようと考えた著者の発想にも親近感を持ちました。・・・しかし、その幼虫もデカいのだろうな、きっと。

 全30編。「サシバの冬」、「イソヒヨドリの育児」、「遠い電光」、「ムカデのナナフシ」、「台風が来た」、「月に狂う」、「草刈りの快楽」、「ヤスデがぞろぞろ」、「メイサとホウライカガミ」、「ハブがいた!」、「こんなネズミがいたなんて」、「クワズイモと光る卵」など。
 足のたくさんあるヤツ、芋虫系、ヌルヌル系が苦手な人にはあまりお薦めできませんが、専門家っぽくないフツーの自然派の方には自信を持ってお薦めできる1冊です。
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