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 「あなたが忘れてしまった無理しない生き方」との副題がつく、「ちゅらさん」のおばぁが、「あくせく働くばかりじゃ長生きできないよ。ゆったり、のんびりがこれからのキーワード。」という思いを込めて著した本。

 若いウチナーンチュでも沖縄の言葉や歴史・文化を知らない人が多くなっている状態をみて、やはり「おばぁ」が道案内してあげないといけないかねェ、と考え、沖縄芝居60年の経験から拾い集めた「沖縄文化探険キーワード集」といったものをまとめてみたとのこと。
 おそらくゴーストライターが間に入っているのだろうけれども、2002年の発行。NHKの朝ドラ「ちゅらさん」が大ブレークしたのが2001年の上半期なので、その後の沖縄おばぁブームに便乗してつくられたものなのだろうと思料します。

 平良とみは、那覇市出身。13歳で沖縄芝居の世界に入り、ゆっくりと話す様子や小柄な容姿、親しみやすい笑顔で人気を博しました。「ちゅらさん」ではヒロイン古波蔵恵里の祖母で、「おばぁ」と呼ばれる沖縄のおばあさんを演じ、全国的な知名度となりました。
 そのほか、映画「マリリンに逢いたい」、「ウンタマギルー」、「うみ・そら・さんごのいいつたえ」、「パイナップルツアーズ」、「ナビィの恋」、「ホテル・ハイビスカス」など多数出演。2014年、旭日双光章受章。2015年12月、敗血症による呼吸不全のため87歳で死去。

 取り上げられているキーワードのいくつかを紹介すると、なんくるないさ、柔ら頑丈(やふぁらガージュー)、テーゲー主義、命グスイ、モアイ、イイマールー、「ダカラヨー」、チャンプルー文化、カチャーシー、モーアシビー、世替わり、艦砲の喰ェー残サー、キジムナー、マブイ込め、ニライカナイ、などなど。

 「どうかみなさん、いちどは沖縄においでください。・・・そして、国立劇場おきなわでわたしたちのお芝居も見物してくださいね。「なんくる主義」のウチナー(沖縄)の空気にふれるだけで、きっとどこからか元気がわいてくると思いますよ。では、またどこかでお会いしましょうねえ。おばぁはこの島でいつでも待っているからねえ。」(エピローグから)

 おばぁにそう言われると、この世とあの世が同居しているような沖縄では、本当におばぁが待っていてくれるような気がしてなりません。

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