コシマキには、「夜遊び情報からアングラ事情、マル秘スポットまで、県民だけが知っているディープな沖縄に潜入!!」――というキャッチとともに、沖縄の繁華街の傾向と対策、目的別オススメの離島情報、真栄原社交街はいま、暑さを忘れる最恐の心霊スポット、裏カジノで一攫千金?、伝説のハブハンターかく語りき・・・などのセンセーショナルな文字が躍っています。
 うむー、これはヤバい本なのではないか。
 ということで、興味津々で読んでみました。

 著者は、沖縄生まれの沖縄育ち。10代からグレはじめ、20代の半ばまで引きずりますが、とある事件で沖縄刑務所に服役したのを機に一念発起して「まっとーばー」になったヒト。そういう体験を持つ人の人生観なり社会を見る眼は一味違っていて、なかなかおもしろいです。

 全4章。
 第1章では、沖縄の夜を楽しむための盛り場情報をはじめ、県内でも数少なくなった現役のストリップ劇場などディープなエリアを紹介。
 第2章では、裏カジノの遊び方から沖縄ヤクザの実態、沖縄刑務所の内部事情など、沖縄のアンダーグラウンドをレポート。
 第3章では、米軍基地問題、駐留米兵、軍用地など、沖縄が抱える複雑な特殊事情を記しています。
 第4章では、沖縄を旅するならいつの季節がいいのか、ぜったいに行くべき離島はどこなのかなど、著者がオススメする旅の形を提案しています。

 沖縄の魅力は観光スポットにだけあるのではなく、むしろ地元の人間だけが知る「裏」の部分にこそ生の魅力が隠れているのだ、ということではないでしょうか。
 この本は、特殊なアングルからではあるけれど、その「裏」に触れることができるいくつかの提案をしてくれていると思います。
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