これは非常におもしろい1冊でした。まずは、お読みになられることをおススメしておきましょう。

 著者は、神戸市の中学校で美術を教えている退職間近の教師。このオッサンが一年奮起して、かつてテレビで見た「イリオモテのターザン」の生活を垣間見るため、突然西表島への旅を敢行します。
 そのターザンというのは、西表島の南西部、ウダラ浜という小さな入り江に掘っ立て小屋を建てて一人で住んでいる惠勇(けいゆう)ジィのこと。今はもう亡くなりましたが、その道ではけっこう有名な存在でした。

 沖縄、八重山のことなど何も知らずに旅立った著者は、そこに住む人情味深い人たちに助けられながらどうにかこうにかウダラ浜へとたどり着き、惠勇爺と運命的な出会いを果たし、爺の住むヤラブの大木の脇にテントを張らせてもらって共同生活を始めます。

 ターザンの言葉がとても印象的だったのか、それらがいたるところで忠実に再現されているのがいいです。たとえば、
「ちょっ、ちょっと、兄さん……。ここ、ここへ来て、組んでみてボクと、ホラよ。こんなして、相撲してるみたいして、組んでみて」とか、
「だ、だっからよ。初めに約束してあるさ! ね。一番きりだけだよって、そ、言ったでしょ、ボクが。・・・もうやらないよ。勝ちは僕の勝ちだよって、ボクはよ、いつもあんなして言ってやるさ」とか。
 中年男とターザンとの間で交わされるこの訥々とした会話が、この本の一番の楽しみどころでしょう。

『ウダラでの二日目の夜が更けてゆきました。
 私がここに上陸してから、まだ丸一日ちょっとしか時間が経っていないことがウソのようでした。私にとってターザンはすでに身内でしたし、ここウダラ浜のヤラブ樹下はもうずっと前から居住空間のような気がしています。
 空、月、星、雲、海、波、魚、浜、川、樹、花、葉、蔦、森、山、鳥、獣……。疑いもなく私はそれらと直結していることを実感していました。』
スポンサーサイト


 沖縄に赴いた際に、何気なく見ている御嶽(うたき)ですが、この御嶽の問題を、自分にとってもっとも大きく重要なテーマであるとして、半世紀以上にわたって研究し続けてきた学者がいました。その名は、岡谷公二。
 学問というのはなんでも研究テーマにしてしまうものなのだなという驚きとともに、この本を購入しました。

『その暗い森の中へ入って行く時、私は、戦慄やときめきに似た心の震えを感じる。迫ってくる木々の生気、音のしない葉むらのそよぎ、森の奥へと吹き通ってゆく風、木洩れ日の矢、鳥の声……私はすべてに神を感じる。森そのものが神なのだ。』
 ――う~~ん、そのとおり。同感、同感。いいですなぁ。
 これら御嶽には、霊感などという高等動物が備える第六感にはまったく縁遠い自分にとっても感じられるものはあり、久高島クボー御嶽、小浜島の嘉保根御獄などでは特にゾクゾクッときたものであった。
 何もないことの眩暈――とは、岡本太郎の御嶽評ですが、まことに当を射た名表現ですね。

 御嶽の問題は、原始神社との関係性もあるようだし、御嶽は韓国済州島の「堂(タン)」と呼ばれる聖地ともよく似ていて、知れば知るほど御嶽の問題の一筋縄ではいかない複雑さと奥深さがあることに、著者は気づいてしまったようです。
 そして、神社がどのようにして生まれたかについては、本土や沖縄だけでは解決がつかず、広く朝鮮半島からの視点が必要であることに思いが至ったといいます。

 なかなか興味深い考察が展開される全9章。付章として、著者と谷川健一との神社・御嶽・堂についての対談が掲載されています。
 これが新書880円+税で読める仕合せよ。読めば、読むとき、読め。


 「幻冬舎よしもと文庫」なんていうのがあるのですね。どんな本が出ているのかというと、コレのほかに木村祐一の「キム兄の感じ」とか、濱田雅功の「がんさく」とか、松本人志の「シネマ坊主」とか。読書もお笑いのノリで、という世の中なのですね。

 で、この本、
『15の夏に出会った川ちゃんとゴリ。第一印象は、農薬をまかれすぎたモヤシと、病気の野生マングース。そんな2人が、涙ながらに愛する沖縄を離れ、ネズミの走り回る部屋で下積み生活をしながら芸人を目指す。生放送に遅刻して大目玉をくらったり、下痢をしながら暴れ牛を乗りこなす川ちゃんの緊張感溢れる日々に、ゴリが突っ込む新感覚エッセイ!』
――という仕立て。

 川ちゃんといえば、琉球フェスティバルでは毎回司会として登場し、幕間のたびに観客から差し入れられた濃~い泡盛を何度も一気飲みして、最後にはべろんべろんになってしまう姿がディープインパクト。(笑) 体をこわさないかと心配になったものです。これも芸人の体当たりのひとつなのだろうな。
 川ちゃんの母というヒトもなかなかの方のようで、息子の生ステージに突如、「カステラ食べなさい」と言いながら乱入した話は有名。そのエピソードも、当書に掲載されています。

 そんな大爆笑ネタがあれこれと、川ちゃんの拙い(笑)文章で切々と綴られています。
 「ゴリとの出会い」、「愛すべき沖縄」、「プライベート」、「お仕事関係の話」の4章。折々に「ゴリのコメント」がコラム風に挿入されています。

 なお、「はじめに」で、題名の「ゆんたく」とは沖縄の方言で“休憩・くつろぐ”などの意味だと書いていますが、おれの感覚では「読みたくり」で“おしゃべり”の意かと思うのですが、いかがなものなのでしょうか? 休憩は「ゆくい」では?

 文庫本としては大きめの字に、余裕のある改行幅で全180ページ。あっという間だよな、読了するの。


 地球は球体である。それならば、その上のどの任意の点も「世界の中心」のはずだ。これまで、私が世界を見るときは、常に東京、ワシントン、モスクワなどの主要国の首都が世界の中心になっていた。
 いまここで見方を変えて、久米島の新垣の杜を「世界の中心」として見ると、歴史はどのように見えるであろうかという好奇心から、この連載を始めた。――

 なんと、これを書いたのは、「外務省のラスプーチン」といわれ、衆議院議員鈴木宗男らとともに失脚したあの、佐藤優氏なのですな。
 なぜ彼が、久米島から日本国家を読み解くのかが不明のまま購入したのですが、彼の母親が久米島の字西銘の出身なのだそう。
 で、独房で「おもろさうし」を読んで、久米島を中心とする世界史を描いてみることを思い立ち、小学館発行の「本の窓」に連載したものを加筆修正してまとめたのがこの本なのだそうです。

 まぁ、読めます。しかし、話題がモスクワ、北方領土からスタートする点や、結局のところ全体として久米島出身の沖縄学者、仲原善忠のテキストを追いかけてそれを敷衍することに終始している点などは、あまりいただけないなと感じました。
 とにかく文献からの引用部が多く、それらはおそらく全体の2~3割程度を占めているのではないでしょうか。なので、とても読みやすいものになっているとは言えません。

 ということで、この本を読んで深まったのは、仲原善忠の上梓した「久米島史話」などからわかる、仲原という論客の立ち位置と、久米島の歴史秘話についてでした。
 昨年、琉球フェスティバル東京の開催情報を入手したのが6月初旬のこと。(2009年の開催は9月20日でした)
 今年はその時期になってもなんの情報もないので、今年の琉球フェスティバルはどうなるのかなぁ、沖縄音楽ブームも去って、とうとう開催されなくなるのかなぁと危惧していたところ、M&Iカンパニーから届きましたよ、情報が。ようやく。

 今年の琉フェス東京は・・・
  2010年10月10日(日)、日比谷野外音楽堂での開催です!!

 そうかそうか、開催が昨年よりも20日遅いのね。告知が遅れたのはそういうことだったのね。おーしおーし。

 今年は東京開催15周年なのだそう。(大阪は昨年15回)
 参加アーティストは、今のところ・・・
  古謝美佐子!
  大工哲弘!
  ローリー・クック!
  パーシャクラブ!
  よなは徹!
  池田卓!
 オーソドックスな布陣ですね~♪
  そして、今後随時追加予定!!
 いいぞいいぞっ!
 司会はガレッジセールです。今年はつぶれるなよ、川田―っ!

 開場15:15、開演16:00、もちろん雨天決行。
 料金は、前売¥6,800/当日¥7,300(全席指定/税込)
 一般発売日は7月30日(金)です。

 まずはお知らせまで。



 著者は、1954年生まれで、人気の旅行ガイド「沖縄・離島情報」の創刊時の編集長だった方。その人の、沖縄通にもあまり知られていない宮城島桃原地区に移住しての1年間の生活の様子が綴られています。

 都会やリゾート地での生活が長く、人付き合いがあまり得意なほうではないという著者でしたが、小学校の運動会や集落の一斉清掃などに参加しているうちに少しずつ地域に溶け込んでいく様子が伺えて、ほのぼの。

 著者は難病で苦しんだ後のいわば病み上がりの体調のようで、また、高齢の父親もいっしょに移住しています。
 それから高齢の犬を3匹飼っており、移住に際してこのわんこたちをどうやってストレスなく沖縄へと運んでくるかにかなり苦労、腐心していたのが印象的。

 一方で記述に謎めいた部分がないでもなく、たとえば、登場する何人かの同居人?って、どういう関係の人なのか、また韓国人の奥様セヒさんについては、一緒に行動している記述は多くあるのですが、なぜか親密な夫婦愛?のようなものについては、あまり伝わってこないなという印象。

 とまれ、いろいろあっても、まぁ、これもひとつの移住のかたちなのでしょう。
 人はそれぞれ指向、能力、財力、家庭環境などが違うわけですから、移住のしかたも移住者が百人いれば百とおりなのだと思います。
 移住ハウツー本ではなく、あの人の移住はこうだったというひとつのサンプルとして楽しみたい1冊です。

 著者は今後、「子供に夢を、若者に生き甲斐を、老人に安心を」とのスローガンを掲げ、さまざまなアイデアをもとに、会社を設立して島興しを試みようとしています。
 順調に進めば、きっとどこかで「川上宏」の名を目にすることがあるかもしれませんね。期待しましょう。


 自分にとって、とかく謎めいていて興味深いトカラ列島についての解説書。
 長嶋俊介(鹿児島大学多島圏研究センター教授(経済学))、福澄孝博(十島村歴史民俗資料館長)、木下紀正(鹿児島大学名誉教授(地球環境科学))、升屋正人(鹿児島大学学術情報基盤センター教授(情報工学))の4人の研究者が執筆しています。

 トカラは、北から順に口之島、臥蛇島、中之島、平島、諏訪瀬島、悪石島、小宝島、宝島と続いており、これらにより十島(としま)村が構成されています。
 この村はなんと、全長340キロと途方もなく長く、これは東京・京都間の距離に匹敵するというのです。
 そしてさらに驚くのは、過疎化によりこれらの島々には千人に満たない人々しか住んでいないという実態です。

 このようなトカラ列島について、それらが火山により成り立っていること、黒潮によってもたらされた文化、そして、それによってかたちづくられたヤマトと琉球の狭間という位置取り等々について詳述されています。

 全20の章立ては、文化、行政、生活面などからなっていますが、これらの記述に混じって、火山学的な方面からの記述が多いのが、この本の特徴でしょうか。
 それはかなり専門的で、はたしてこういう部分が他の人文学的記述と並行して存在していていいのだろうかと思ってしまうくらいです。

 いわば、トカラについてであればなんでもあり、という体裁になってしまっていますが、トカラという独特の地域に光を当てるという意味ではそれも、意欲的であると思えなくもありません。だって、そういう本って、これまでにお目にかかる機会がなかったわけですから。

 学術書らしく、体裁は横書き。でも、読んでいてなかなか楽しい1冊でした。


 この類の本ってずっと以前からあって、自分は2002年にダイオキというところから発行された「沖縄の食堂 満腹101軒」というのをずっと愛用していました。
 しかしそれから数年経って、閉店した店があるなど実態と合わないところもかなり出てきたので、このたび2010年3月発行のコレを入手した次第。

 この2冊を比較して感じるのは、沖縄にあってはかつて黄金期を謳歌した「沖縄大衆食堂」の存在感が、じわじわとではあるけれど、後退しているのだなということ。
 かつては大衆食堂だけで1冊の本がつくれたのに、今はそれができないということなのだろうか。

 そして反対に、沖縄そばについてはニューウェーブがあちこちで新たに出店しているのだなということ。沖縄そばの認知度は本土でも急速に高まっているしな。
 じつは我が家でも、昨日の昼食は沖縄そばであった。かつて沖縄そばは、沖縄に行ったときしか食べられないものだったのに。

 さてその紹介店、なんと273軒となっており、101軒から大幅に増加。沖縄そば屋がいかに乱立しているかを表していますね。
 それらをぱらぱらと眺めながら、入ったことのある店を数えてみると、わずか41店しかなかった!
 大衆食堂の制覇率はわりと高いのだけど、そば屋のほうは、有名店を集中的に攻めてきたといううらみがあって、今後の努力に待つ部分が多い。

 おーし、それでは、この本を携えて沖縄そば屋めぐりでもやっちゃおうか。今後沖縄行の際は旅のお供にして連れて行ってやろう。

 1ページに3店ずつの紹介で全128ページ。「沖縄そばってどんなそば?」、「沖縄食べ物辞典」などの特集もあり、巻末には各店の位置を示す地図も完備。
 本島はもちろん、宮古、八重山までを網羅していますから、沖縄のそば店と食堂についてはこれ1冊でだいたいOKで~す。
  oki-osanpo.gif  deepin.gif

 最近買った沖縄本は、次のとおり。

1 邪馬台国は沖縄だった!    木村政昭        第三文明社      1500
2 オバァの人生指南    比嘉淳子・沖縄オバァ研究会 双葉文庫        667
3 沖縄のおさんぽ          松永多佳倫       メディアファクトリー 1470
4 沖縄陸軍病院南風原壕     吉浜忍ほか       高文研         1680
5 田んぼの恵み           安渓遊地・盛口満   ボーダーインク    1050
6 琉舞手帖              大道勇         ボーダーインク     2520
7 沖縄をめぐる百年の思想    西銘圭蔵        ボーダーインク    1575
8 沖縄時間              鳥居美砂        PHP研究所     1470
9 沖縄ディープインパクト食堂  カベルナリア吉田   アスペクト       1575

 1は、ホントかよ的な興味から。
 2は、沖縄オバァ研究会シリーズの、第何弾になるのかな?
 3は、横開きの体裁のグルメ・雑貨・観光案内書。
 4は、壕の保存活用に町ぐるみで取り組んだドキュメント。
 5は、八重山暮らしを聞き書きしたもの。
 6は、初心者から上級者までの琉球舞踊解説書。こういう本が欲しかった!
 7は、ちょっと哲学的。小林よしのりのテーゼをめぐっての論説のよう。
 8は、猥雑でゆっくりだけど濃~い、那覇ライフのエッセー。
 9は、あの巨体ライターが放つ、体当たり食堂ルポ。

 どれもこれも楽しみだなぁ。


 主人公はヒロちゃんこと柿生浩美。長女として兄弟の面倒を見ながら育ったしっかり者のお姉さんで、だらしのない人間が大嫌い。
 そんな大学生のヒロが卒業旅行に出かけるための資金を短期間で稼ごうと夏休みに旅立ったのは、石垣島のプチホテルでした。
 ところが、“人事異動?”で那覇のホテルへとバイト先を換えられることに。このホテルというのが、国際通りの目立たない裏通りにあるホテルジューシーなのでした。

 これって、かつての新金一旅館がモデルになってんじゃないの?と思いつつ読みましたが、ズバリでした。著者はあとがきで、ホテルジューシーが旧新金一旅館(現浮島タウンズ旅館)に似ているのは、そこの支配人から揚げたてのサーターアンダギーを馳走になったからかもしれない、と種明かししています。

 そこで働くオバァたちや、支配人代理という肩書きの安城さんなどのキャラクターがいかにもウチナーンチュらしく、その筆致が秀逸。
 また、そこに集うさまざまな宿泊客がユニークに表現されていて、読んでいて体の力が抜けていくような気分です。
 いわば、沖縄に行かずして、沖縄のあの脱力感が体験できるという趣向で、沖縄病患者にはたまらないストーリーに仕上がっているようです。

 生真面目なお姉さんは、仕事をしながら、ウチナーンチュのいい加減で無責任な振舞いや、ヤマトからやってくる客たちの傲慢さ、不可解さに不満タラタラでしたが、夏休みが終わりかける頃になると、沖縄を去るのがつらくなり・・・。

 いやぁ、面白かったでした。読後感の爽やかさは、以前読んだ「となりのウチナーンチュ」(早見裕司著)と相通じるものがあったな。
 360ページがあっというまでした。沖縄好きならば、これは必ず読んでおくべきでしょう。

 著者は、1969年生まれの、学歴、性別不詳の覆面作家、だそうです。


 池上永一が「やどかりとペットボトル」以来久々に放つ、破格エッセー集。
 いやぁ、自由で勝手気まま、わがまま満載。平時には「ぼくは・・・」などと一般的な一人称を用いていますが、熱くなってくるとそれが「オレ」に変わり、論調が過激になってくるところが若い。(笑)

 なにもそれは悪いことではなく、若いからこそ伸び伸びと発言できるのだから問題はないと思う。
 そして、分別がわかる齢になったオジサンは、そういう過激に論破する様子を眺めて、若者に潜む特有の情緒不安や虚栄する心をそこここに読み取ってしまうのだな、フフ・・・。
 でもまぁ、若い若いと思っていたけれど、今年もう40歳なのだな、池上永一は。

 “オレ”を沖縄料理店に誘ってはいけない理由(「沖縄料理に物申す」)、ケータイ小説とはつまり、××××である(「ケータイ小説って何?」)、ファミレスでゲラを直していたら、そこに集う人たちの人生が見えてきた(「ファミレス人生劇場」)などが、独特の筆致で38編。

 このうち最後の「さよなら愛人ラーメン」は書き下ろし。これは前作の「やどかりと・・・」にあった「愛しの愛人ラーメン」の続編。
 著者曰く、前作ではまだ若くていい感じのオチがつけられず、カエルの解剖みたいにトンデモな話になってしまったと反省することしきり。なので、今度こそは何が何でも愛人ラーメンをいい感じでまとめたくなった、とのことです。
 さて、して、その出来栄えや、如何に?!

 200ページ弱のボリュームで、1,300円+税。沖縄や石垣島の風景があちこちに登場し、ソチラ方面に思いを馳せながら読めば、瞬く間に読了。その間、読む者をまったく飽きさせない、圧倒的迫力をもつ1冊です。

 彼の描く小説は少々破天荒ですが、こういうエッセーならば、そのハチャメチャさもちょうどいい感じがして、痛快です。(笑)