「かつて、東京・中野に伝説の沖縄飲み屋があった。泡盛をふるまい三線を弾いたウチナーンチュの店主新里愛蔵――。沖縄ブームをつくった男は、いま、タイのチェンマイでガジュマルを育てている。」

「愛蔵が15年近く続けた山原船は、濃密なほどの沖縄を発進し続けていた。ここを拠りどころにした沖縄フリークたちにしたら、まさにここはアジトだった。東京のなかにある唯一の沖縄だったのだ。」
――いずれも本文より。

 行ったことはないけれど、中野に「山原船」という沖縄料理店があることは、風のうわさで知っていました。しかしそこの店主が、こんなにユニークな人生を歩んでいる愛蔵というオジイだということは知りませんでした。

 子供の頃から貧乏で、大病にも見舞われたにもかかわらず、ようやくなんとか東京に店を持って細々とながら生活が維持できるようになったと思ったら、何を思ったかその店を閉め、タイでなぜか左肩が上がった僧侶の絵を描きながらガジュマルを育てる生活を始めます。
 年金が受給できず、タイでも月2万円という切り詰めた生活を送っているうちに脳梗塞が彼を襲い・・・。

 そんな愛蔵のことを書ける人、書くべき人は、タイと沖縄に精通した下川裕治しかいないでしょう。
 著者がチェンマイの「三軒茶屋」という店で愛蔵と出会ったのが物語の始まりでした。

 表紙写真のどこかスッコーンとした屈託のない笑顔が、愛蔵の人となりや性格を見事に表わしています。
 その気のいいオジイも、寄る年波には逆らうことができず、半身がよく動かないまま孤独な生活を送っている様子が、最後のほうに出てきます。

 人生とは何なのか。どんな人生が、その人にとっていい人生だったといえるのか。
 著者自身の内面的な葛藤をも織り交ぜた冷静で淡々とした文章を読んで、そんなことを考えさせられました。
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 安さに引かれて再来店の武蔵。
 弁天交差点から西進して100メートルほどのところです。蔵王弁当の近く、と言ったらおわかりでしょうか?

 今回はハンバーグライス300円+味噌汁100円でいってみました。ネーミングがストレートですね。(笑)
 ワンプレートにソースたっぷりのハンバーグ、揚げたての白身魚フライ、千切りキャベツに漬物、ライスの上には目玉焼きといったつくり。
 これで300円なら文句は言えないのだけど・・・。

 ハンバーグは美味い。デミソースにはとろけたチーズが渾然一体となっていて食欲をそそります。
 しかし、ご飯がなぁ・・・。
 悪く言えば、べちゃべちゃです。その中には、たまたまなのでしょうが、ジャーの縁から紛れ込んだと思われるカリカリ乾燥ご飯のカタマリが入っていたりして、はっきり言って興ざめでした。

 試しに頼んだ味噌汁は、茄子ととろろ昆布の味噌汁。そういう具の組み合わせはある意味新鮮ですが、汁が黒ずんでいる上にとろろ昆布のどろり感が加わって、見た目ぱっとせず、格別いい風味とは言えません。

 わるい店ではないのだけどなぁ。
 このご飯ならば、やはりカレーとかカツ丼とか、ぶっかけ飯系のものでいくのがいいようです。
 カツカレー300円をまだ試していないので、それは今後の課題として、金欠のときにお世話になることにしましょう。


 金池にある米沢の龍上海で、赤湯ラーメン大盛り630+150円を食べました。
 山形県内でも屈指の名店龍上海ですが、職場からなら歩いてでも行ける距離なのに、今回が初訪問です。どうしても米沢なら米ラーだろうという概念が脳内を席巻していまして。(笑)

 辛味噌ラーメンがメジャーですが、ここは醤油味の“赤湯”ラーメンで。発注は「醤油の大盛り」で通じます。
 やはり美味いですね、龍上海は。
 自分の場合、家から近い山形市の山大病院前支店をよく利用しますので、そこと比較すると・・・。

 麺は、おそらく同じもの。太く存在感があって、きりりと身が引き締まった印象や、透明感、弾力感などは共通です。秀逸の一言。
 スープは、強烈なぐらいの煮干し風味は共通ですが、醤油の味がきつくしょっぱい山大前店よりはやや薄味で、それでいて独特のコクを損なっておらず、自分としてはこちらのほうが上だと思いました。

 問題は、具。山大前店よりもチャーシューがぐっと貧相。ココが勝負の分かれ目のようです。また、メンマも、山大前店のほうがザクザクと多めに入っています。
 量は、同程度で、大盛りにしては格別多くありません。

 でもまあ、なんだかんだ言っても、龍上海のレベルはか、な、り、高いです。人気店なのはだてではありません。

 店の詳細はこちらのページをどうぞ。
 先週のある日こと、無性に天ぷらが食べたくなった昼時だった。
 何故なのだろう? よくワカンナイけど、そーゆーことならあそこだね。
 職場から歩いていける和食処。天気もいいし、あそこなら隣の人が食べていた天ぷら定食が“ボリューミー”だったし。



 ということで、和ごはん三平で、天ぷら定食945円を。
 3回目。昼時というのに相変わらず客は少なめで、ゆったりした空間で寛ぐことができてグー。

 昼メシに投入するこの金額は、一人で食べるものとしては米沢に赴任して以来の最高額ではないだろうか。
 まぁ、この頃は金額なんて、内容が法外でなければなんとなく許せてしまうけれどもな・・・。

 海老3本、サツマイモ、茄子、かぼちゃ、紫蘇、エノキ。海老3本というところがスゴイ。
 そして、揚げ立ての天ぷらというものはやはり美味い!と再認識。このところ油ものを意識的に敬遠していただけに、禁断、という言葉が脳裏をかすめたりしてワクワク感もあり。(笑)

 ご飯もどこかのベチャ飯とは大違いで、粒が立っていて真っ白。おひたしと茶碗蒸し、味噌汁がついてのこの値段なら、それもやむを得ないのではないか。

 うむ、満足である。
 天つゆがもう少し濃いめたっぷりで、大根おろしが倍ぐらいあったならなおよかったと思うゾ。

 店の詳細はこちらのページをどうぞ。


 いつも米沢でラーメンばかり食べているので、休日はそばなんかも食べたくなる。
 一方で、最近とみに肉そば専門店が山形市内に乱立気味。肉そばって、利益率が高いのかな。
 想像するにこういう店って、自家製の手打ちそばではなく製麺所のそばを使っているのではないだろうか。だから、労働力比で考えれば、客さえ入れば儲かったりするのかもしれないな。

 で、市街の南西部の郊外に位置する「肉そば処立花山形南店」というのに行ってみました。国道348号を走るときに前から気になっていたので。

 冷たい肉そば大盛り650+150円。
 デカいどんぶり。(嬉)
 写真上方が緑色っぽく見えるのは、左上のお品書きの色が、つゆの表面の鶏の脂分で反射しているため。そのぐらいこってりとしたつゆなのです。
 肉そばの場合、いずれの店にあってもこのつゆがでらウマ! あまじょっぱいタレそのものの味に鶏肉の旨みが加わって、おれ、このつゆさえあればたいていのものは満足なんだよな、てな心境になります。

 ココの場合、そばは、色が濃く、しっかりした歯ごたえでグー。でもこれ、他の肉そば屋でも似たようなものが使われているので、この店自体のアドバンテージにはなりません。
 まぁ、山形であれば、どこの肉そばだってウマイということですな。

 ネギも多めでよろし。肉の味? んなものはどこでも同じ。おれはそこへのこだわりはない。
 キュウリ漬け2切れつき。

 レンゲなし。なので、大きいどんぶりを両手で持ち上げて、美味なるスープをぐい~っと飲み込みます。ゴクッゴクッと喉を鳴らして飲むワケです。それがまた楽しいのよねぇ・・・。

 店の詳細は、こちらのページをどうぞ。


 昼はラーメンが食べたい!
 で、正午になると同時に南部の通町方面へ、車でふらふらと。

 「松緒」という店を目指してみたのですが、その店、現在大規模な改修をしている様子。こりゃあダメだな。
 じゃあどこにする?とキョロキョロしながら戻り道の途中、みつけたのがこの「丸金そば屋」でした。

 昼時とあって、とても繁盛している様子。冷水を取りにいきがてら、厨房に「中華ひとつ」と発注。「お好きな席へどうぞ~」とのことで、写真を撮りやすい窓際の明るい席へ。(笑)

 中華そば550円は、ご覧のとおり。
 事前情報では、ゆかりごはんがついてくるとか、いや、ゆで卵だとかいう話がありましたが、シーブン(ウチナーグチでオマケ。添え分の意)でついてきたのは漬物だけだったぞ。
 あ。・・・もしかしたら、おれってお呼びでない客なのか??

 そーゆーことはあまり気にしないことにして、味のほうはというと・・・。
 スープがとても美味い。特徴らしいものは強く感じられませんが、あっさりした中に中華そばらしい旨みが感じられ、レンゲで啜るごとにその深みを増してきます。
 麺は、言わずもがな、米沢ラーメンらしい強い縮れの細麺で、油断していると伸びがまわって量が増えるタイプ。(笑)
 チャーシューは独特で、醤油味のしない、豚肉そのままといった感じのものが2枚。メンマもコリコリでグーだな。

 人によって評価が分かれる店のようですが、おれはそこそこいいセン行っていると思いますよ。

 店の詳細は、こちらのページをどうぞ。


 午後から長井に行く用事があり、今泉の有名店「かめや」の近くにある喫茶店で同行の男性職員と昼メシを。
 この店、かつては国道287号沿いにあったのですが、その後道路拡張に伴い近くの路地内に移転して営業を続けているよう。移転したのはいつだったのだろうか。

 ココのラーメンが案外美味しいらしいという情報をキャッチしていたのですが、なかなか行く機会に恵まれず、ようやっとこのたび初訪問です。
 店に入ると、明らかに今昼休み時間中で~すといった風情のおじさん客が3人。2人がラーメン、1人がランチタイムの弁当を食べていました。
 はて、ここはホントに喫茶店なのか?!

 チャーシューメン750円を。以前ウェブで見た味噌チャーシューメンのチャーシューが少しグロっぽくて美味しそうだったので。(笑)
 で、お味はどうかというと、率直に言ってまぁ合格。平均よりやや上という感じでしょうか。

 喫茶店のラーメンということもあってあまり期待していなかった麺は、中太の縮れ麺で、茹で加減もよかったためかなかなか秀逸。製麺所製なのでしょうが、透明感があり、適度にスープをまとって喉を通るときの感覚がたいへんによい。

 一方チャーシューは、想像していたほどのものではなく、既製品か、さもなくばつくり置きと思われるものが6~7枚。味は悪くないからがっかりまではいきませんが・・・。
 他の具も、燻玉1/2ありワカメありで充実。青海苔がたっぷりというのにも好感。これにナルトがあればねぇ。

 欠点はスープ。味はいいのですが、ラーメン専門店のような熱々感がないのが玉に瑕でしたですな。
 いい点悪い点が交錯しつつ、トータルではまずまず。
 ココ、なかなか美味いですねぇ。――と、同行者が感慨深げに言っていたことを付け加えておきましょう。

 店の詳細は、こちらのページをどうぞ。
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 盛りがいいと聞いていたので、行ってみました、県庁近くのあたご食堂。
 昨晩は眠くて夕食をパス。今日の朝食も食べなかったので、こういう時こそ大盛りを食べるチャンスとばかりに、開店時間にトツゲキです。

 鶏から揚げ定食800円。
 鶏肉にしては高いじゃないか、国味は同じメニューが680円だぞ・・・と思っていました。
 しかし、運ばれてきたものを見て納得。けっして高くはありませんでした。

 マイ・サブ・ダイニングの国味のそれと比較してみましょう。
 まずメシの量。あたごの勝ちです。あたごがやや多い。

 次に唐揚。個数は7対5であたご。国味は5個が平面的に盛り付けられますが(下の画像参照)、こちらは2階建て。うしろの野菜が見えません。(笑)
 1個の大きさは国味が上ですが、全体の量はあたごの勝ち。
 味のほうは、ほぼ互角。肉質自体には大きな差は感じられません。衣はそれぞれサクサクでジョートー。衣の味付けについては、好みだと思いますが、おれは国味のほうが好きだな。

 あたごで特筆すべきは、野菜と味噌汁。
 野菜の量はあたごのほうが圧倒的に多く、キャベツ、レタスに加えてキュウリ、ハムもあって、それらを引き立てるサザンドレッシングがいい。
 ごはんと唐揚を行ったり来たりしかできないという印象の国味に対して、こちらはごはん、唐揚、サラダと三角食べができる感じ。

 味噌汁も、たっぷりした量があり、画像ではわかりませんが、このたびの具はワカメ、豆腐、タマネギ、馬鈴薯と、これまたたっぷり。“食べる”味噌汁になっています。国味の味噌汁の量が少ないと感じていただけに、この差は大きい。

 ――という具合に、値段の差は量及び質の差として十分に実感できるものでした。
 食後はすっかり満腹してややぐったり。食べられない量ではありませんが、おれにとってはかなり多い。
 空腹がよほど極まったとき以外は、国味で十分だなぁという感じです。(笑)
 

参考画像:国味の鶏から揚げ定食



 鹿児島の出版社「あさんてさーな」の発行。布張りのていねいな装丁で、340ページ余りもあるのに、たった1,500円というのには拍手を送りたくなります。

 江戸末期から明治時代あたりの奄美を題材とした19の物語。
 それぞれが文学的な個性を放っているというよりも、むしろ、それら全体から漂ってくる雰囲気や匂いが、古きよき奄美の一端を奏でている、とでも言えるようなつくりの本です。

 生まれながらにして悲しい立場におかれている娘が成長してめらべ(美童)となり、何の因果か支配的立場にある男性との間にさらに不幸な出来事が起こり・・・といった筋書きのものから、海を舞台に力強く生きる奄美の男が薩摩の暴虐に対して堂々とわたり合う姿を描くものまで、多様な物語が展開されます。

 そのような筋書きには目新しいものは感じられませんが、そこには「奄美」に対する温かい眼差しのようなものが一貫して流れていて、とても好感が持てます。
 そのためか、読んでいて物語の世界に時空を越えてナチュラルにシンクロしていくことができました。

 調べてみると作者は、「唐芋レアケーキ」などの製造・販売を手がける会社の社長で、その会社では各種文化事業も展開しているようです。


 米沢の職場の運転手さんから、平清水にある小さな店の中華が絶品だということを聞いていたので、ものは試しと行ってみました。

 開店時間の11時に店の玄関前に路駐をして暖簾をくぐると、今日一番目の客らしく、おやじさんからお湯が沸くまで少し時間がかかるがいいか、との問いかけが。えぇ、お待ちしていますよ。中華そばの大盛り(600円)をください。

 ・・・と言うわりには比較的すぐに登場。
 「お客さん、どっから?」という話から、ほかに来客がないのをいいことに、食べている間中ラーメン談義に花が咲く。

「ウチは昔からこういう味なんだ。それがいいって、毎日食べにくるお客さんもいんのよっす。おらだもこのラーメン食べてるけど、あきねぇもんな。」
「最近は遠いとっからわざわざ食べに来てくれるお客さんもいんのよっす。こんな小さい店で、出前中心でやってたんだけど。出前が8割ぐらいだったのに、この頃は逆転してしまってよっす。」
「ウチのスープはよそと違っていろいろなものは入れてないのよっす。鶏ガラとかば煮出すだけで難しいことはしねぇんです。麺は昔から付き合っている製麺所から入れてもらってんのよっす。」
「お客さん、職場は米沢なのか。米沢ラーメンってどんなもんだっす。おれたちからすっど、なんだかソーメンみたいに感じられてしまうけどね。んでも、土地の人はそういうのが好きなんだべね。」
 ちょっと話題を向けると、このように訥々と話すおやじさん。それだけで好感が持てますね。(笑)

 味のほうは、おやじさんが言うとおり、昔ながらの山形の中華そばの味。おれもこういう味で育ってきたので、よくわかる。美味い!
 麺やスープや具が、それぞれが奇抜な主張をせず、どんぶりの中で渾然一体となっている姿は、美しいとさえ思えてしまいます。

 麺が特に秀逸。山形らしいもっちりした中太麺。
 チャーシューは2枚。小さいながら、牛肉です。

 反面、お湯が沸いていなかったからなのか(笑)、残念ながらスープが熱くなく、これはマイナス。
 それから、このスープ、おそらく業務用の中華ダシがかなりの量加えられていると感じましたが、どうでしょうか。

 店の詳細は、こちらのページをどうぞ。


 このところ頻繁な長井出張。今回は車1台に男4人が乗ってGO。
 この前から、国道287号沿い、歌丸あたりにある「めしや」という定食屋が気になっていたので、行ってみよ行ってみよと言うことでぞろぞろと。いいトシをした4人の男たちが。(笑)

 体育館のようなつくりのカマボコ型の建物に、広めの駐車場。その前面に暖簾が下がっていたので、さぞかし広い食堂なのだろうと思って入ってみると、食堂は前面の一部だけの小さなもの。あれれ? テーブルひとつに座敷テーブル2つだったでしょうか。背後の大部分は衣料品店や居酒屋になっていました。

 肩透かしをくったような気になってメニューを見れば、肉から魚からいろいろあるけど、およよ、大衆食堂風のかまえのわりには結構高めの値段設定なのね、う~む・・・。

 おれだけご飯ものの「鶏の唐揚と牡蠣フライ定食」780円。これがご飯ものの最安商品。
 とんかつ定食やカツ丼は900円台、天ぷら定食にいたっては1,100円台って、どうよ。
 他の3人はラーメン類を頼みましたが、おい、ここは定食屋だぞ。値段にビビッたのかっ??

 でも、出てきたものには納得。鶏肉、牡蠣それぞれ3個のほかにも揚げ物が2品ついて、生野菜がたっぷり。これは評価が高いですな。さらに冷奴とおひたし、多めの漬物付き。ご飯の量も十分。とんかつソースを回しかけておいしくいただきました。

 ちなみに、ラーメンのほうは580円。「インパクトに欠ける」との感想が交わされていましたので、付け加えておきます。

 店の詳細は、こちらのページをどうぞ。


 13、14日と長井と米沢で二日続けての酒飲み。いやぁ、楽しいなあ! でも、体力的にちょっと辛いなぁ。
 ということで、二日目は山形に帰らず米沢に泊まることにしました。
 で、山形勢が20時25分発の電車で帰り、残された一人、宴のあとのひとときをこれまでなかなか寄ることができなかったラーメン屋で過ごしてみます。

 ラーメン和幸。このあたりって、おれの場合夜しか通らないし、閉店時刻が21時なので、通ったときもたいていは閉まっているのですよ。
 でも、今晩はまだ20時30分。さぁ、すべり込もう!

 ウェブで得た情報から察するにここは味噌のようなので、辛味噌ラーメン750円を。
 スープの色、辛味噌の鮮やかさ、それにナルトのピンクが添えられて、器量よしのラーメン。運ばれてきたときも、魚介の香りが濃厚に漂い、なかなかいい雰囲気です。

 まずはスープ。Ummm・・・美味い。ニンニクが効いている。コクも深い。だが、すでにさんざ飲み食いしてきたこの体、満腹中枢はしっかりと機能しているようで、美味いものを美味いと感じないよう全神経に的確な指令を発している模様。そのため、3口、4口とスープを口に運ぶたびに美味さの感覚は薄くなっていくようです。

 麺。当然米沢ラーメンだろうと思っていたところに、平打ち、太目の縮れ麺ときた。
 意外でしたね。いわゆる赤湯ラーメン風。
 箸で麺を持ち上げつつ、それを見つめながら一人焦りの表情を浮かべている中年ヨッパライの図を想像してみてください。(笑々)

 その麺は、正直言ってやや水っぽく、こってりのスープと親和していないような感覚がありました。これも満腹中枢のせいならいいのだけど・・・。

 そんなこんなしているうちに店も閉店時刻が近くなり、暖簾を店内に入れ始めます。
 この日最後のしょぼい客は、まあまあ満足しながら支払いへ。
 「500円になります」
 ・・・は?? それでいいの?

 なんでも毎週水曜日は醤油、味噌、塩などいずれも500円になるのだそう。
 これはラッキー。
 あのですね、いろいろ書き連ねてきましたけれど、雰囲気悪くないですよ、この店。
 水曜日。行くなら水曜ですよ、皆さん。(笑)

 店の詳細は、こちらのページをどうぞ。


 今日(15日)は天気がいい。そして、昨晩の呑みすぎたため、昼は冷たい麺類がいい。
 と考えたときに、おぉ、そうだった!! と思い出したのが、市役所南に新しくできたこの店だった。
 たしか、10月13日オープンだったはず。おーし、行ってみよう。

 ということで、てくてくと歩いて訪問。長袖ワイシャツでちょうどいいぐらいの暖かさ。
 着いてみると、うひゃあ、長蛇の列!
 でもまあ、セルフサービス式のうどん屋だから、列はずんずん処理されていく。で、後ろにどんどん人が増えていく。

 しばし並んで、ぶっかけの並(冷)+小エビのかき揚+いなり寿司、280+130+100円をチョイス。
 さすがにうどんは美味。シコシコした弾力がたまりませんな。多めの天かすとネギ、そして生姜と炒りゴマ少々をトッピングしてわしわしといく。
 これを280円で食べられるのなら大満足。1.5玉の大なら380円。もちろん、かけもあるし、釜揚げもあります。

 かき揚も揚げたてでしょりしょり。おいおいマジかよと思わせるデカさあり。これをかけうどんにぶち込んで食べたならさぞ美味かろうと感じさせるに十分です。
 いなり寿司も、油揚げの甘みと酢めしの香りがミックスされてこれまた美味。

 山形にある「花まるうどんより」何段か上を行く味と店の質感。
 こりゃあいいなぁ・・・。これから何度か通っちゃうかもしれんなぁ。

 なんか、昼は軽くうどんでもと思っていたのに、たくさんかけた天かすと立派なかき揚を摂取して、今回も高カロリーの食事になってしまいました。大いに反省。


 一昨日のこと。午前中本庁で会議があり、昼過ぎに解放。米沢へと向かう途中に昼メシを食べるが、さて、どこに行こうか。
 しばし考えて、ランチタイムの日替わり定食が充実していると噂の御食事処じんやへと赴いてみた。

 初訪問。国道458号、旧13号線に面している駐車場は、まだ3、4台は停められる程度の状況。午後1時になんなんとしている時間帯でもあったので、昼食ラッシュのピークは過ぎているようだ。
 店内はウッディでなかなかいい感じ。広さも適当にあって、一人でふらりとやってきてもコンフォータブルです。

 お目当ての日替わり定食787円は、ご覧のとおり。
 この日のメインは、えびフライと鶏肉のソテー。
 えびフライは、揚げたてだけれど、開いたもの1尾のみに千切りキャベツが添えられただけで、よく言えばシンプル、悪く言えば素っ気ない。
 しかし、その右どなりの鶏肉はよかった。肉の上に赤ピーマンやセロリ、レタスなどが乗っていて、それらをまとめているフレンチドレッシングがなかなかグー。うまうまですな。

 ほかには、茄子とピーマンの味噌炒り、黄色とピンクの食用菊をあしらったほうれん草のおひたし、きゅうりの古漬け風、そして茶碗蒸し。
 茶碗蒸しが付くと、豪華さを実感するのですねぇ、日本人って。

 ごはんも味噌汁も立派。そして、サーヴされるまでの所要時間も比較的短く、とても好感が持てました。
 食後にデミタスコーヒーまでついてこの値段、この味、この量は、文句なし! 太鼓判。ドン!!
 ランチタイムは11:30~14:00。この時間帯に近くを通るならまた寄りたい店。

 惜しむらくは、おれがこのあたりを通る夜の時間帯にはここまでお得なメニューが備わっていないこと。通常の定食メニューは概ね千円超のようでした。
 ま、ラーメンなんかもあるようですけど、ここに行くなら定食を食べるべきだと思います。


 第一部の「獄中」に続く第2弾。
 表紙は1958年1月4日、那覇のハーバービュー広場で開かれた那覇市長選挙の立会演説会で熱弁をふるうカメジロー。こんなにたくさんの市民が演説会に駆けつけていたのですね。当時の沖縄は政治の季節の真っ只中だったのだろうなぁ。

 今回は、1956年11月から58年1月までの日記をベースに、若干の解説が加えられたものとなっています。

 読んでいて印象的だった部分を抜粋してみましょう。

 1957年1月7日、市長に当選して初登庁、全職員を前にしての訓示。
「私は600の市職員の団結を信ずる。打ち出された敵の砲撃の破片が彼らの砲列に飛び散り、乱れ飛ぶようにするためには、市民の利益と県民の利益を増すためには、諸君の団結の力が必要である。市長はそれを確信している。一切のデマを粉砕して、くめどもつきぬ民族愛をもって、凍結した外壁を打ち破りとかしてみましょう。雪どけはやがて現れる。だが、手をこまねいて居眠りをしていては現れない。太陽より強い愛情がいる。その愛情は知性と勇気によって支えられるであろう。祖国の同胞はわれわれを支持している。国際即ち反戦平和の勢力もこちらの味方である。前進しよう。ゆっくりと、だが断固として。」

 那覇市長選挙に関する解説文の一部。
「瀬長の主張が最も効果的に語られた場は、深夜に及んだ立会演説会だ。有権者は瀬長派や反瀬長派の主張を直接聞き、投票に臨んだ。演説会会場が民主主義の実践の場であったともいえよう。瀬長派は人々の共感を集め、幅広い支持を取りつけることに成功した。」

 1957年8月13日、市議会議員選挙で市政再建同盟派勝利の祝賀会における市長あいさつ。
「12(議席。市長不信任を阻止できる3分の1を上回る議席数)の、市民を嵐から守るガジマルをあなた方は植えつけた。植えつけたばっかりだ。だがその根は市民の台所にしっかりとだきついている。ガジマルのうっそうとしてしげってつくりだしている木陰は、こよなきいこいの場所である。17名の同盟議員(反瀬長派)が闘い疲れて休ましてくれと頼み込んだら、否、頼まんでも疲れているなと見てとったら、誘い入れて休養させなさい。水でも飲ませてください。そして説得するのですよ、ガジマルになれと。そうすればこれまでの非を覚り、やがて30(全議席数)のガジマルが11万市民の生活と民主主義を嵐の中で守り抜く態勢をとれるのだ。」

 50年前、沖縄にはこういう気骨のあるすばらしい政治家がいたのですよ。

 第1巻発売から1年半後の出版。今から第3巻の発売が待ち遠しいナイスな企画です。
 終業後は今日こそ早めに帰宅して、と思いながらも、結局職場を出るのが遅くなり・・・。車を自宅方面の北方向へと走らせるものの、上山を通過する時点で19時をあっさりと過ぎてしまった。
 しょーがねーなー、家で共稼ぎの女房に何回もメシの仕度をさせるのも気が引けるし、ほんじゃま、なんか喰っていくか。

 ということで寄ってみたのが、金ちゃんラーメン上山店。
 内陸の各地に支店展開する金ちゃんラーメンは大好きなのですが、ここはまだ食べたことがなかった。旧13号線をちょっと中に入った場所にあり、店の前を通ることが少ないので。

 入店。客なし、店員2。
 注文するものは決まっているのですが、一応メニューに目を通すと、ほほう、ココの場合は「中華そば」ではなく「ラーメン」なのね。してまた、それって500円!なのね。そんでそんで・・・おお、大盛りは100円増しなのね。

 「いらっしゃいませ・・・」と水を運んできてくれた伏目がちの女性に、「ラーメンの大盛り」と告げ、備え付けの山形新聞に目を通しながら待つことしばし。



 「お待ちどうさまでした・・・」とまたまた伏目がちに運ばれてきたのは、これ。これですよ。
 金ちゃんラーメン各店のラーメンって、なんて器量良しなのでしょう。特にココのは秀逸。この見事な具の配置。そしてゴールデンな麺とスープのバランス。
 なによりもいいのは、真ん中にこんもりと乗せられた黄緑色のネギですな。

 器量以外の美点をいくつか挙げると・・・。
 まず、たった100円多く出しただけで得られる、想像以上の麺の量。これはよその金ちゃんよりも多い気がしたのですが、どうなのでしょう?
 そしてスープ。金ちゃん系列は一般的に言ってあっさり+コク油というつくりなのですが、ココの場合、あっさりに案外コクあり+コク油。これがまた、うんまい!! 久々に絶賛すべきスープに出会ったという印象。
 これでたったの600円というのは、客として申し訳ありません。スマヌスマヌ・・・。

 最後はレンゲを脇に置き、両手でドンブリ鉢を持ち上げておいしいスープをぜーんぶ堪能させていただきました。いやぁ、ごっつぉさま。汗、大量です。

 ちなみに、チャーシューは城西店のもののようには厚くありません。レンゲ置きには漬物はありません。
 改善点を求めるとすれば、その程度です。こんなこと、おれにとっては取るに足らないことではあるけれど。

 店の詳細は、こちらのページをどうぞ。
 昨日のこと。
 あぁ、なんだかパタパタした午前中だった。はいはい、頭と手を休めて昼メシにしましょーねー。
 天気もいいし、どっかに行くか。
 ということで、車でぶぶ~っと小牧千食堂に行ってみました。

 こまちしょくどう、と読みます。ラーメンをたのむとほかにいろいろ付いてくるようなので。
 米沢方面から行って中街道の入口付近。2階にある店内は広々として明るい。が、昼時というのに客は少ない。(笑)
 入口を入るとカウンターのようなところもあって、そこに3人の女性店員。なんだかドライブインか喫茶店みたいだなぁ。



 醤油ラーメン550円。
 噂どおり、ゲソ天、大根・キュウリ・ハムのマヨネーズ和え、おみ漬けがついて、これで550円。
 この店、仕出しもやっているのかな? 食べている間に店にかかってきた電話は、ライス1升(?)すぐに何とかならないか――なんていうものだったナ・・・。

 ラーメンのほうは、極めてフツー。米沢ラーメンとはこういうものよ・・・って感じのフツーの味。スーパーから生麺を買ってきて茹でたような感じでした。

 会計時、「550円になります」というので、「なんか、得した気分ですね」と本音を言うと、おばさん、うれしそうに笑って、「おしょうしなー、まだござってくだいね~」と。
 人情食堂ですな。


 大量増殖中の山形市内の肉そば屋。そのうちのひとつ、ムーミン谷近くの「さわばた」に行ってみました。
 「谷地セット」と銘打たれた肉そばと半カツ丼セット880円。

 肉そばのほうは、細やかに刻んだネギが多めに入っているところがなかなかステキ。
 でも、全体としては平均レベルかなぁ・・・。
 そばなんて人によって好き好きでしょうから一概には言えないのですが、東北育ちのおれとしては、そばは太くて黒々とした田舎そばであってほしかった。
 また、つゆは、もっと甘ったるくて鶏の脂が効いているもののほうが、おれは好きだ。
 一休庵や立花のほうが、自分の好みには合っているな。

 カツ丼については、実は、はずかしながら谷地名物のソースカツ丼というものをほとんど食べたことがなかった。カツ丼というものはタマネギとともに卵とじにしたものがウマイのだという強い確信があるからなのですが、今回食してみて、ははぁ、こういうものかと。
 ソースと言っても、単なるトンカツソースやウースターソースの味ではないのですな。香ばしいいい味がします。家ではなかなか出せない味、と言ったらいいのかな。素朴でうまかった。

 ここって、肉中華やつけ麺5玉なんていうのもウリのようです。

 店の詳細は、こちらのページをどうぞ。 
 毎年恒例の琉フェス大阪詣で、今年で6年連続~♪
 少し間が空きましたが、今年の琉フェス大阪の模様を数回にわたってレポートしていきます。乞う、ご期待!

 琉フェス2009大阪公式プログラム(表紙)

○はじめに
 今年の大阪琉フェスは、昨年同様2年連続で大阪城野音での開催。
 開催発表時の出演者は、神谷幸一、大工哲弘、古謝美佐子、我如古より子、玉城一美、ジョニー宜野湾、大島保克、下地勇、中村瑞希、吉原まりか、いなむぬスリー、成底ゆう子。それにいつものとおり在阪の沖縄かりゆし会、琉鼓会、琉ゆう会のエイサー団体――となっていました。

 おぉ、今回のメインは神谷だな、きっと。玉城一美とのコンビでコザの民謡酒場「花ぬ島」を大阪で再現するという趣向でしょうか。
 大工、古謝、我如古は東京とのダブル出場。
 古謝、我如古、玉城が揃い踏みする、というのが今回のひとつの目玉でしょう。昔々、世界を席巻したYMO(イエローマジックオーケストラ)のメンバーである坂本龍一のワールドツアーで、この3人がバックコーラスを担当して注目を集めた、という歴史があるのです。それが時空を超えて、大阪で再現されるワケだ。

 奄美からはマリカ&ミズキ。期待度高し。
 成底ゆう子は、石垣島出身のシンガー。ピアノを弾きながらうたう「真っ赤なデイゴの咲く小径」にはヤラレタ経験がある。
 おなじみ、大島、下地も出場。
 いなむぬスリーってナンダ? DA PUMPの宮良忍なんかも参加しているらしいぞ。

 そして、その後のエントリーがあるようで、入場後すぐにゲットした公式プログラムには大城クラウディア、村吉茜、ノーズウォーターズの名も。大阪琉フェスは毎年こういうサプライズもあるからやめられないのです。
 司会も当初は未定のようでしたが、大阪もガレッジセールがやるようです。

 パーシャクラブやチナサダオ・バンドなど重厚な音を出すグループは少ないですが、いろんなセッションが楽しめそうな今回の琉フェス大阪。楽しみですなぁ。
 主催はFM OSAKA & H.I.P.大阪。

 雨も心配されましたが、開演直前は曇天。なんとかもってくれればいいのですが。
 自席はどうやら前から5列目のステージに向かって左側。なんか椅子が狭い。ところが、後方を振り返ってみると、後ろのほうの席は概ね5、6列が全体的にスカスカ。左の隅からナナメに見るよりも、後方から全体を俯瞰してみたほうが楽しそうだしゆっくりできるので、係員にその旨を告げて移動。隣の席に荷物を置いて、足を組んでふんぞり返って、こりゃあいいや。

 周りのお客さんたちは、東京と比べると、さあ、聴くぞ、飲むぞ、暴れるぞ~というような変な気負いがないようで、どちらかというと、毎年恒例だから今年も来ただけよ、みたいな自然体。服装も普段着っぽい人が多く、持ち込んでいる飲み物なども少なめのよう。こういうのもいいですね。
○琉鼓会
 まずはオリオンと泡盛を手に入れるべく売店の列に並んでいると、時間どおりに始まりました! 開演は、去年より30分早い午後2時です。

 オープニングは、去年と同様尼崎市の琉鼓会。
 おぉ~、この団体、結構人数が多い。演舞の完成度も高く、東京で観た東京沖縄県人会のものとは雲泥の差があります。踊りながら繰り出すエイサー隊の“スイヤ!スイヤ!”の掛け声がホンモノを感じさせます。

 髷を高々と立てたチョンダラーがクバの扇をパタパタさせながら場内をめぐって観客を煽ります。太鼓軍団は撥さばきもいいし、散開のしかたなど堂に入ったもの。

 諸見里エイサーの型を継承するダイナミックな踊りが特徴で、今年は本場の全島エイサーまつりで県外唯一のグループとして道じゅねーに参加したのだそうだ。

 仲順流り~クーダーカー~トゥータンカーニー~テンヨー節~スーリー東~海ヤカラー~固み節~いちゅび小~唐船ドーイの演舞曲は毎年不動。



 大きな拍手に送られて琉鼓会が退くと、ステージにガレッジの二人がクリーム色のTシャツ姿で登場。
 まず、雨かと思ったが、晴れたことに拍手~♪ ということで、やんややんや。

 そして、東京琉フェスで川田が、観客が差し入れる濃~い泡盛をMCのたびに飲んでダウンした状況を、ゴリが説明。
 トイレでズボンを下げたまま動けなくなった川田を、鍵がかかったドアを乗り越えてゴリが救出、狭い個室の中でズボンをはかせたのはかりゆし58の前川で、彼の目の前には川田のゴーヤーがぶら下がっていたという話で盛り上がります。

 そうしている間にも観客からビールが差し入れられ・・・。(笑)
 今回は飲むのをちょこっと控えて後半から飲もうか・・・などと言いつつも、まずはビールで「カンパーイ!!」。「5時間盛り上がっていきましょう!!」とのことでした。