また帰りに南陽市で夕食。
 どこにしようかな~♪と迷いつつ、フラワー長井線宮内駅近くのまるひろ食堂に行ってみた。

 今日は小国町に出張し、小国町内にあるジャズがかかるいい雰囲気の店で昼食をとった。
 そこのランチはもちきびのニョッキや地元の山菜を使ったスープ、キノコソースのかかった豆腐などの凝ったプレート料理で、見た目もなかなかよかったのたが、どうも写真を撮るという気になれなかった。やっぱりおれはラーメンが合っているのだなあと思う。

 で、まるひろの中華はしっかり撮影。ラーメンどんぶりのなかにはこざかしさが鼻につく気取った美しさにはない朴訥で優れた世界があるんだよな。
 中華そば600円を所望。広い厨房で手際よくつくられた中華そばはご覧のとおり。

 食堂の中華そばではあるが、なかなかうまい。
 スープは澄んでいて、いかにも胃にやさしい感じ。
 秀逸なのは麺。製麺所のものと思われるが、よく手もみがされていてくねくねツヤツヤ。黄色が強く、しっかりとした硬さがあって独特の舌触りだ。
 一見すると白河のとら食堂のものとよく似ているが、食感は別のもの。赤湯ラーメン特有のもっちり感は少ない。時間が経ってもダレないような麺だ。

 しばらくしてやって来た客は麺4玉、スープ2リットルのジャンボラーメン(千円)に挑戦していました。
 15分以内で食べれば500円の商品券がプレゼントされ、もし完食できなくてもペナルティなしとのこと。
 好きなだけ食べて千円ならしょうがないよな。

 結果を見ずに店を出たが、おれは普通盛りで十分満足したゾ。
スポンサーサイト
 このところなんか疲れ気味で、ブログの更新が滞っている。いっぱい書きたいことはあるのになぁ・・・。

 で、話は3日前のこと。
 仕事のあがりが遅くなってしまい、米沢で夕食を。当然ラーメンだな。
 だが、米沢のラーメン店って、20時を過ぎてしまうとあらかた店じまいしてしまう。ではまあ、あちこち行かずとも職場近くでわりと遅くまでやっている「味噌蔵麺駒亭」へ行ってみよう。



 ということで、スーパーの入口のような広々とした自動ドアを入って店内へ。
 広~い店内には客は2組。激安の焼肉店を改装したらしく、テーブルは焼肉用のもの。これでわびしい演歌でも流れていれば風前の灯といった雰囲気だが、寄った時間が時間だから、ということなのだろうな、きっと。

 赤、白、黒の味噌ラーメンから選択できるようで、今回は白、そして白髪ネギが乗る白味噌ねぎラーメン700円を。

 たっぷりのシャキシャキのネギの下には大量のモヤシ。こういうのって好きだなあ。
 そしてその下に沈む太い麺はなかなか存在感があり、うまい。
 スープはコクのある味噌仕立てだが、辛味噌を溶かさないとやや淡白かも。ま、そのぐらいがちょうどいいのだけど。

 レベルの高い仕上がりだと思う。しかし、食べていると、なぜおれはココで、このラーメンを食べているのか?という疑問がフツフツと湧いてくる。
 簡単に言ってしまえば、「ご当地風」のものが何もないのだ。

 家の近くにあったなら時々食べに行くだろうおいしさだが、なにもわざわざ米沢で食べるものではないのではないか。
 ――そんな贅沢なことを考えていたのでした。

 でも、深夜に開いているラーメン屋というものは、残業で退社が遅くなってしまった長距離通勤者(おれですね)には極めてありがたい存在であることは確かだ。
 そのうちまたお世話になることがあるのだろうな。


 20歳にして人生最悪のときを迎えた主人公・犬彦。大学2浪の身のうえに、絶好調だったバンドのほうも、まもなくメジャーデビューというときに仲間の城司とぶつかってご破算に。その上、脳腫瘍であることを宣告され、恋人ナナナはなぜか城司とともに南へと失踪してしまいます。

 犬彦は、途方に暮れながらも、残された時間、失踪した二人を追って東京~沖縄~石垣~波照間とめぐっていきます。
 その途中、拳銃を持ったまま逃走する警察官スズキと、城司を探す旅をしている女子中学生の理沙が彼の道づれとなりますが、この2人が追跡行にいい彩りを添えています。

 城司は沖縄・コザの出身。父親は米兵で、母親は行方不明。石垣島に住む祖母に引き取られて子ども時代を過ごしたという設定です。
 そして祖母は、波照間島生まれで、ケーキ時代といわれた戦後の数年間、与那国島での密貿易で財をなした人物。
 城司は、その祖母から教わったしまうたの歌詞に財宝の隠し場所が秘められていることに気づき、財宝を掘り当てるべく波照間島に向かったのでした。
 さてさて、その結末やいかに。

 疾走感たっぷりに繰り広げられるロードノベル。
 しまうたや与那国島の密貿易に関することが巧みに文中に練りこまれているのが、沖縄ファンにはたまりません。
 巻末の「謝辞」によれば、しまうたについては仲宗根幸市氏がその基礎から指南したそう。ナルホドなあ。物語の鍵となっている城司がうたっていたしまうたは、それがとぅばらーまに乗せてうたわれるというのは語呂が合わないにしろ、見事なヤイマ口(八重山語)でした。
 また、与那国の密貿易に関しては、やはり、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」(奥野修司著)がベースになっていたようです。

 なお、GTSとは、ゴーイングトゥサウスの意。GTSなんて、かつての名車スカイラインみたいでカッコイイな。(笑)
 琉フェス東京を主催するM&Iカンパニーから琉フェス‘09の先行予約受付開始のメールが届きました!
 去年は確か5月中に開催の報せが届いていたので、はて、今年はどうなったのかと心配し始めていたのでした。よもや、開催せず、なんてならないだろうなと。

 メールによれば、今年の東京開催は、
 9月20日(日)。 開場は15:15、開演は16:00  
 会場は、恒例の日比谷野外音楽堂
です。
 もちろん、雨天決行。去年は土砂降りにやられましたが、今年はだいじょうぶかな?!(笑)

 そして、注目の出演者は・・・
 登川誠仁    ・・・ 06年以来の御大登場! 寄る年並みにどこまで抗することができるか
 古謝美佐子   ・・・ なんと、01年以来の出場。
 大工哲弘    ・・・ 08年は大トリを務めた八重山の重鎮。ツゥンダラーズの踊りも楽しみ
 我如古より子  ・・・ 03年以来の東京見参。吉川忠英は同行するのか?
 パーシャクラブ ・・・ 雨男たちの再来。降らすなよ
 よなは徹     ・・・ 沖縄民謡界のホープ、08年に続いての出場
 他

 出場者は少ないが、東京開催にしては久々に琉フェスらしい、民謡にシフトした布陣と言えましょう。言わば、流行に媚びない、玄人好みのメンバーです。
 司会はガレッジセール。

 前売6,800円、当日7,300円で、
 一般発売日は6月26日(金)とのことです。

 まずはお知らせまで。


 昨年の琉フェス東京。ひどい雨だったなぁ・・・。


 今日はなにかとバタバタした一日だった。時間がどんどん迫ってくる感じで、まぁ、ある意味充実していた、とも言えるのかもしれない。

 で、この妙な緊張感を一気に払拭するために、というのはとってつけた理由だけど、久々に「麺屋いなせ」に行って、つけ麺750円を食べよう。

 この前は細麺の醤油ラーメンを食べたのだが、今回は超極太のつけ麺。
 同価格で200gまたは300gを選べるのがウレシイ。当然300g。
 茹で時間はなんと7分。おれより後に入店した人のラーメンのほうがず~っと早くサーヴされた。

 出てきた麺はうどんのようで、箸で持ち上げればプリプリ感たっぷり。スープにつけてズズーッと啜れば、麺の端っこがぴんぴんあちこちに踊って、スープの飛沫がテーブルや衣服に飛び散るほど。これは強烈な個性だ!

 スープは、ラーメン同様ブシ粉がバリバリに効いた、どろりとしたもの。からみもよく、アツアツでよろし。

 食後には、残ったスープに割り下を注いでごくり、これもまた至福。飲み干す直前に味わうことのできる大量のブシ粉がうまいんだな。

 派手さこそないけれど、ここのスープは癖になりそうですな。


 今日も夕メシは、米沢でラーメンだ。
 米沢のラーメン店の数は、人口のわりにはとても多いような気がする。なので、あちこちの店を楽しんでみるのだが、とても底が知れない感じ。まだまだ行ってみたい店は多い。

 今日は市立病院近くの「孫悟空」に行ってみた。
 とても評判の高い店。暖簾には誇らしく「自家製麺」の文字が躍っている。これは期待ができそうだぞ。

 まずはと基本のラーメン600円をたのんでみる。今回は「・・・の大盛り」の言葉はなんとか飲み込んで・・・と。

 これがまた、噂に違わず非常に美味。
 スープを一口啜って思わず唸ってしまった。いやぁ、うまい。生姜の香りがほのかに感じられて、コクも深く、これぞラーメンという印象。
 黒胡椒との相性もまた抜群。金ちゃんラーメンのスープとよく似ているかもしれない。

 麺もまた、手もみがほどよく入った中太の金ちゃん風。いわゆる米沢ラーメンではない。金ちゃん系列の山形南原店のそれに近い気がするが、どうだろう。スープのからみ具合はこっちのほうが上かも。

 具に関しては、ネギの多いのが好評価。チャーシューは上質のものが2枚。メンマもナルトも十分に吟味をしてのものと見た。
 これはもう、文句のつけようがないでしょう。

 スープもすべていただいて完食。満足。納得。
 ココは、スープが見えないほどに青ネギをたっぷりトッピングした味噌ラーメンもウリのよう。これも食してみなければ。
 昼は混雑するそうなので、また夕刻にでも寄ってみようと思う。
tomoko14.jpg

 りんけんバンドの歌姫上原知子は、1958年、糸満市糸満に生まれた。
 兄弟は、兄一人、3つ違いの妹千佳子、6つほど齢の離れた弟の4人。大度(おおど、現糸満市)出身の母と、祖母を加えた7人家族であった。
 父・長幸は、糸満で最も繁盛するダンパチャー(理髪店)を営んでおり、夜は民謡研究所の看板を掲げていた。
 彼女が幼稚園時代のある日、父は唐突に、繁盛する理髪店をたたみ、唄者への道に専念する。

 父は、まだ3歳だった妹に三板を持たせてステージに立たせる。これがとてもかわいいというので大ウケし、これを機にいつしか父、兄、妹がファミリーグループ「糸満ヤカラーズ」として活躍するようになった。
 知子はというと、父には音楽のセンスが芳しくないとみえたのか、いつも祖母、乳飲み子の弟とともに留守番を仰せつかることに。
 母もステージの裏方を手伝う必要がありいつも不在のため、知子は寂しかった。

 「私もがんばって練習すれば、両親や兄弟といっしょにいられるのではないか」
 そう考えた知子は、打楽器を手始めにステージに必要な様々な芸を磨く。
 手ほどきをした父も感心するくらいにみるみる彼女は上達した。
 はじめの楽器はボンゴだった。座って叩くのではなく、これを首から提げて叩きながら踊る知子は一躍人気者になった。
 気がつけば、父はバックに専念し、彼女が前面に出てのステージスタイルが定着していく。

 父長幸は、2004年に他界。
 母は、父が大切にしていた三線を形見として知子に託す。
 知子はその三線を手元に置き、時々弾いてみる。すると、父から教わったあの唄、ヤカラーズで演奏したこの唄が甦ってくる。もう20年以上も前に覚えた唄なのに、まるで昨日まで弾いていたかのように自然に・・・。
 夫の照屋林賢に聴かせると、これは記録しておこうということになり、収録したのが、2009年1月に発表した「多幸山」である。

 林賢は、「父長幸の唄々を記録しようと何度か説得したが、よい返事をもらえないまま実現できなかった。ならば父の遺志を継ぐ知子の民謡はどうしても録っておく必要がある」と語っている。

 そんな知子を、まだ若者だった林賢は、りんけんバンドのボーカルとしてどうしても欲しかった。
 林賢が彼女の歌声を初めて聴いたのは、彼女がまだ高校生のときだった。
 超人気だった糸満ヤカラーズから彼女を引き抜くのは容易なことではない。結果、彼女が移籍してくれるまで8年もかかったという。
oki-rapu.gif

 著者は1959年名護生まれ。20代には東京で演劇などに関わり、冷戦が終焉する90年代初頭に名護に戻り、地域計画や市役所の広報をつくる仕事をしながら、結婚して子宝にも恵まれます。
 そして、子どもたちのため、地域のために働いていた矢先、名護市への新基地建設の話が火の粉のように降りかかってきます。
 「子どもたちに米軍の新しい基地をプレゼントしてはならない」
 そう考えた著者は、請われるままに新基地建設の是非を問う住民投票の代表を引き受け、積極的に「政治」にコミットしていくことになります。

 1997年の市民投票では建設反対が過半数を上回ったものの、その後の市長選挙では容認派の市長が誕生し、市民の本音と建前が入り混じった複雑な様相を呈していきます。
 そのような中で著者は、国のなりふり構わぬ権謀術数を目の当たりにし、我々は国策を前にして何をしても無力なのか、そして憲法に位置づけられた「地方自治の本旨」とは何なのかについて、悩み、反発していくことになります。

 本書は、そのような10年を著者が振り返り、その経験の意味と内容を反芻しながら現在を考えるというエッセイ集です。
 「ラプソディ」とは、叙事的で民族的な内容を持つ自由な形式の楽曲のこと。そんな表題どおり、自由な形式で、沖縄の多様で複雑な姿が伝わってくる1冊です。

 そのようなコンセプトで政治的な問題について展開していく、という取り組み姿勢は共感できるのですが、個人的な意見としては、残念ながら、背景の政治的、時事的な問題が重すぎ、それをサラリと書こうとするところにやや無理があったような印象がありました。
 こういう問題は、やはり新聞記者などがやるようにまず淡々と事実を述べ、それをどういう立場からどう考えるか、というように、整頓された書棚の本を1冊1冊読み込んでいくように論じていくほうが、読者に伝わるものが多いと思います。
 琉球フェスティバル‘09東京が9月20日に日比谷野音で開催されることが決まりましたが、大阪についても概要が固まったようです。

 開催日  2009年10月17日(土)
 時間   開演 14:00  開場 13:00
 会場   大阪城音楽堂

 むむ、昨年と同じ大阪城野音か。

 出演者は次のとおり。

  神谷幸一  大工哲弘  古謝美佐子  我如古より子  玉城一美  ジョニー宜野湾
  大島保克  下地勇  中村瑞希  吉原まりか  いなむぬスリー  成底ゆう子
  沖縄かりゆし会  琉鼓会  琉ゆう会  他

         kazumi.jpg

 おぉ、今回のメインは神谷だな。玉城一美とのコンビでコザの民謡酒場「花ぬ島」を大阪で再現するという趣向か。
 大工、古謝、我如古は東京とのダブル出場。

 古謝、我如古、玉城が揃い踏みする、というのが今回のひとつの目玉。
 昔々、世界を席巻したYMO(イエローマジックオーケストラ)のメンバーである坂本龍一のワールドツアーで、この3人がバックコーラスを担当して注目を集めた、という歴史がある。これが時空を超え、大阪で再現されるワケだ。

 奄美からはマリカ&ミズキ。期待度高し。
 成底ゆう子は、石垣島出身のシンガー。ピアノを弾きながらうたう「真っ赤なデイゴの咲く小径」にはヤラレタ経験がある。
 おなじみ、大島、下地も出場。
 いなむぬスリーってナンダ? DA PUMPの宮良忍なんかも参加しているらしいぞ。

 パーシャクラブやチナサダオ・バンドなど重厚な音を出すグループは少ないが、いろんなセッションが楽しめそうな今回の琉フェス大阪。楽しみですね!

 主催はH.I.P.大阪。東京と同様、こちらも雨天決行です。
 チケット一般発売は6月27日から。
 指定席6,000円、芝生自由席5,500円とのことです。


 昼食は、思い立って米沢市役所近くの「金時」へ。
 ココは、実は4月、米沢に赴任して2番目に行った店なのです。
 が、そのときは写真を撮るのを忘れたので、やっぱ、一回行って撮っておかんとなぁと思っていたのでした。
 1番目はって? それは、まだ紹介していないので、また今度。

 昼時にしては比較的空いている店に入り、厨房を臨むカウンターに陣取って、中華そばの大盛り550+150円を。

 どうです、なかなかいいルックスしてるでしょ。
 でも、なのですよ。
 米沢らしい細麺なのですが、あの独特のほろほろとした感覚がいまいち。
 そして、わりとこってりした強めのスープ。味自体は悪いとは言えないのですが、これっていわゆる米沢ラーメンじゃないよね。

 どうもバランスがホントでないという印象。
 まぁ、これって、おれの贅沢な要求なのだろうけれど・・・。

 それに、大盛り150円増しというところも、気に食わない。

 ということで、少々納得のいかないまま店を出たのでした。


 で、昼の納得の行かなさを晴らすべく、夕食は高畠町亀岡の名店「志づ美」に行ってみた。
 中華そば550円。

 運ばれてきた瞬間に思うのは、「麺が細い!」ということ。
 でも、博多ラーメンみたいなものだったら怒るゾ! ・・・なんて心配はまったくない。ココも「ひらま」の麺を使っているのだから。
 ちなみに、「ひらま」の麺を使っているラーメン店はいずれも水曜日が休み、と覚えておくと便利です。

 食してみると、これはうまい!
 本日2杯目にもかかわらず、うまい!
 ほんのりと生姜の香り。これは数日前に食べた「孫悟空」(米沢市)と同じだ。
 麺は当然、米沢ラーメンの王道を行くものだし、スープもまたあっさりしている中に絶妙の旨みがある。これは逸品だ。

 しかし、同じ材料を使って同じものをつくっているのに、作品というものはかくも違うものになるのだなぁ。
 人気店であるワケがよ~くわかりました。


 2日前のことになるが、午前中、長井に出張。その後米沢に向かう途中、昼食に寄ったのが、川西町は羽前小松駅前にあるあっさり食堂。

 ココの牛スジ煮込みが天下に名を轟かせており(大げさか?)、前からソイツを食べてみたかったのだった。
 だけど、なかなか昼時に川西にいるということがないため、ありつくことができなかった。
 このたびようやく千載一遇の機会がやってきたというわけだ。(大げさだってば)

 店の前に車を停める。駅前で道は広く、人通りは少ないので路駐も問題なし。
 12時過ぎ、さほど広くない店内は6分ほどの客の入り。
 座敷に座って注文を取りに来るのを待とうかとも思ったが、新たな客が来たことを認識していないような気がしたので、まずは厨房に声を掛けて、と。
 応対に出てきた店主風のオニーサン、こちらが思わず誤って口にした「モツ・・・」という言葉に、「スジ、・・・ですね」と笑顔で対応。そうそう、それそれ。(笑)

 牛スジ煮込み定食は950円。チト高いが、甘辛い煮込みダレが染みた牛スジは、豆腐とともに実にウマイ!
 旨みたっぷりの濃い目の味なので、メシが進む。なので適量のはずのごはんがなんだか少ないように感じてしまう。
 そのメシも真っ白。やや柔らかめに炊き上げられていて、煮込みに合う。
 最後はごはんにタレをかけてかっ込む。これまた美味し。
 漬物も、塩だけでなく少し粕を入れて漬けているようで美味。

 これであと150~200円ほど安ければ、通いつめる店になりうるのだがなぁ。
 米沢の大沼デパートに支店があるそうなので、いつかそこにも行ってみようか。

 川西町では「繁盛軒」という定食屋も気になるところ。
 食べる楽しみは尽きないねぇ。
     oki-ritou45.gif   americano.gif

 またも沖縄関連本の買いだめ。今回は以下の7冊です。

 1 歴史のはざまを読む        紙屋敦之    榕樹書林         1050
 2 戦後沖縄の政治家たち       仲本安一    琉球新報社        1000
 3 南の島の甲子園           下川裕治    双葉文庫          620
 4 アメリカのパイを買って帰ろう   駒沢敏器    日本経済新聞出版社  1785
 5 沖縄の離島45            伊藤麻由子   オレンジページ     1575
 6 まれびとたちの沖縄        与那原恵     小学館新書        777
 7 奄美女(をなぐ)の伝承歌     吉田良子     三一書房         1995

 1は、薩摩支配下の琉球王国の実像を東アジア通商関係の中に位置づけた入門書。最近この筋の本をよく読んでいる。
 2は、大山朝常、屋良朝苗など12人の個性的な政治家の、人物評とエピソード。興味深い。
 3は、このたび文庫化なったので、ようやくゲット。
 4は、沖縄とアメリカが互いに手を取り合って生きていた一時期を、逸話の地平線上に浮かび上がらせたルポルタージュ(かな?)。
 5は、「食」をめぐって歩いた沖縄45の有人島の様子を写真と文章で。てぃだの光あふれる写真が美しい。
 6は、ノンフィクションライターよなはらけいさんの刺激的な日本/琉球・沖縄論。
 7は、追い求めて久しい1冊。やっとゲットです。

 このほかにもシーナの文庫本を2冊。

 いやはや、大量の沖縄本のストック。
 こんなに買って一体どうするというの?


 著者は、奄美から本土への、いわば移住“2世”。奄美のことは、奄美に住む叔父から聞いたことぐらいしかわからないのに、「血」がそうさせるのか、頻繁に瀬戸内町の古仁屋へと赴き、秀三さんの家に上がりこみ、黒糖焼酎を飲みながら、幾多の島ばなしを聴き耽ることになります。

 本書は、秀三さんをはじめとする奄美ゆかりの人々によって語られる、シマ唄の掛け合いの文化や奄美で盛んな相撲、戦後混乱期の伝説的人物マジアニ、性や死に関する話などの、奄美の魂を形作るさまざまなエピソードをベースに、奄美文化を深く探究していく一冊です。

「僕は自分にとって一つのテーマがくっきりと描き出されたことがわかった。そのテーマとは何か? …奄美の文化は根本的に口承・口伝の文化である。そのことが孕む意味、それを僕は考えてみたい。そこから引き出せることを全て引き出してみたい。」――と、著者は語っています。

 章立ては、「口承の文化」、「根源からの文化、すなわち性」、「相撲と神」、「掛け合いの魂-シマ唄の世界」、「マジアニ伝説」、「祖先からの呼びかけ-里力さんの宇宙」、「小学校の記憶」、「出島・留島・帰島」。
 いずれも奄美に対する著者の思い入れがたっぷり。

 奄美にはニライ・カナイ信仰が根底にありますが、里さんにとっても、秀三さんにとっても、義永秀親さんにとっても・・・(この本に登場する、奄美を語る人々)、おそらくは一つの伝説にまで高められた「奄美」こそが、つねに彼らのニライ・カナイだったのだなぁということに、読んでいて気づくことになります。

 著者は、1949年大阪生まれの大学の哲学のセンセイ。だからかどうか、妙にもってまわった言い方だなぁと感じられるところが何箇所かあったものの、全体としてはよく推敲がなされたいい文章だと思います。
 凝った文章というものは、好き嫌いが出る恐れがある反面、ハマってしまえば美麗と受け止められることもありますからね。


 一昨日のことになりますが、以前から目をつけていた、赤湯温泉街の「ほとり」に行ってきました。
 夕食時にもかかわらずあまり食欲がなかったので、基本である醤油ラーメンの普通盛り520円を。

 太麺か細麺かを選べるようですが、ここは赤湯。迷うことなく太麺でしょう。おれの直前に入店したオヤジ二人連れも太麺を注文していたぞ。

 やはり赤湯ラーメンはレベルが高い。赤湯ラーメンの特徴である太めの縮れ麺は、想像どおりつるつるもっちりでナイス!
 スープはブシが強く、こういう赤湯ラーメンもあったんだなぁと、ちょっと感心。
 チャーシューもまた赤湯系。豚肉の油っこいところを柔らかくつくりあげています。

 あまりに美味しいので、このところの暑さにもかかわらず、スープもすべていただきました。結果、大汗・・・。
 この充実の味で520円はリーズナブルだと思うなぁ。
 合格! 次に行くときは大盛りにしようっと。


 本日昼、食べてきました。
 4人掛けのテーブル4つの小さな店。そこから見えないところにも座敷か何かがあるらしいが、見えないので不明。
 店主と思われるおじぃとアイコンタクトをとってここに座るよと合図して、テーブルで一人で食べていたおじさんと相席させてもらう。

 お品書きには堂々と“米沢ラーメン”と書かれているのがスバラシイ。
 なので、喜び勇んで米沢ラーメン大盛り550+100円を。

 オネーサンが運んできたブツは、うひゃぁ、これは大盛りだね。(笑)
 米沢の細い麺がどんぶりにたーくさん。一瞬ヒルんだものの、黒胡椒をふりかけて食べれば極めて美味。麺がうまいんだなぁ。
 なので、はじめのうちは、具に惑わされることなく何口かたて続けに麺をすすってしまった。
 うめぇうめぇ。フツーの店の2玉以上のボリュームはあったと思う。

 メンマは昔風のこりこりとした硬めの食感でグッド。
 それ以外はスープ、具材とも取り立てて紹介するようなものはない。ないのだが、食べながらのトータルインプレッションはとてもハイレベルである。

 その昔、支那そばと言われていた時代のラーメンとはこういうものだったはずだ。
 あとで胸焼けが来るようなコテコテ凝り過ぎスープの新進ラーメン屋を営む店主は、どうしたら店が長続きするかを学ぶため、こういう老舗のホスピタリティを見習うべきだと思うよ。