どたばたしているうちに早くも3月になってしまったねぇ・・・。

 先週末、まだ実家に置いてあった本棚やら机やらといった大どころを搬入し、やっとのことで生活環境がフツーのものとなりました。ここまで来るのに1ヶ月以上もかかったことになる。長かったねぇ。

 で、パソコンも、居間の一角から作業部屋へと移動。これで居間内インターネットカフェの状態が解消。ここには本棚が並び焼け残った沖縄本が。そして、すぐそばにはステレオがあって、これまた焼け残ったCDが聴けるという、優れて快適な環境が復活したというワケ♪
 ま、「焼け残った」なる形容句がなければサイコーなのですけどね。(笑)
 あ、そうそう、未読本も見つかりました! 数えてみたら、新品未読本は29冊もあった。

 生活の「正常化」。
 う~む・・・ いい響きだ・・・。

 今週末には久々に友人と酒を酌み交わす予定だし、いい感じになってきました。



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 我が家におけるとある大事件後、初めて読むこととなった沖縄本。思えばかなり沖縄本から遠ざかってしまっていたので、読後感もひとしおのものがありました。あなうれし。
 なにせ、読もうと思って買っていたたくさんの沖縄本がどこにあるのかわからなくなってしまっていた。なので、ようやく復旧したパソコンで通販にて新たに買ったのがコレだったのです。表題からして癒されます。(笑)

 著者の野里洋氏ははもともと石川県出身のナイチャー。東京での大学時代に「沖縄文化協会」の活動に参加したのをきっかけに琉球新報に入社。本書は、本土復帰以前から長きにわたって沖縄の歴史や伝統、文化から政治までの幅広い領域を記者の目で見つめてきたもうひとつの「沖縄論」となっています。
 そんなわけなので、沖縄に注がれる著者の視線は、記者としての視線と、大好きな沖縄を見つめる温かい視線とがないまぜになっていて、著書全体に流れるトーンは鋭さがある反面極めてナイーブかつウェットなものとなっているように思われます。

 章立ては「本土復帰前の沖縄へ」、「異なる南国の生活リズム」、「沖縄サミット開催」、「基地の重み今も」、「気分は新琉球王国」の5つ。
 単なる雑学的な沖縄紹介本とも違って、記者として、1沖縄フリークとして、自分の沖縄に対する思いを正直に開陳している印象があって、読んでいてすがすがしさすら覚えました。文庫版、700円。これはお買い得かも。

 著書に、悪名高い第26代沖縄県知事・泉守紀の足跡を見直しているものがあるらしく、こちらも今後ぜひ読んでみたい1冊となりました。
 
 いや~、これでオイラの沖縄読書生活もほぼ2ヶ月ぶりくらいに元どおりになれた感じ。イカッタなぁ。


 久々に、ネーネーズの「オキナワ」を聴いた。
 「メモリアル・ネーネーズ」と副題がつく、さよならコンサートのライヴ盤。

 風呂に入っていてふと口ずさんだ「黄金の花」。
 そうだったなぁ、おれの沖縄病発病の原因は彼女たちの歌声だったのかもしれないなぁ・・・。

 で、聴いた。
 こうやってゆっくり沖縄ミュージックを部屋で一人静かに聴く――というのも、いつ以来になるのだろうか。

 「平和の琉歌」で始まり、知名定男の名曲「ヨーアフィ小」、吉田康子が透き通るような声でうたう「遊びションガネー」、ネーネーズの真髄が窺える「ウムカジ」・・・ときて、「黄金の花」では比屋根幸乃がバックミュージシャンを紹介。最後は「IKAWU」で締め。しみじみと「みなさん、本当に長い間、ありがとうございました」と語る場面は感動的であった。

 やっぱりいいよなぁ、ネーネーズ。
 長い間生きてくると、こうやって過去を振り返るのも悪くない。
 おれはあの時、こんなことをしていて、おれにはこんな歴史があって、今がある――というワケだ。


 かみさんがスーパーに買い物に行くというので、泡盛を買ってきてくれないかと所望してみた。
 で、買ってきたのがこの泡盛。
 「ないんじゃないかと思っていたけど、あった」 とのこと。
 うん、確かに泡盛はこのへんのスーパーではあまり見かけない。先日イオンジャスコで探してみたけどなかったものな。今回はマックスバリュで買ったそうだ。

 しかし、このラベル、不思議。「琉球泡盛」だもんなぁ。
 そのラベルをよく見てみると、製造者は沖縄県酒造組合と書いてある。へぇー、そうなんだ。久米仙とか瑞泉とか残波とかといった数ある醸造元のものではないのね。チト、ザムネン。

 いかにも安物のグラスで――というのが画竜点睛を欠くが、でもまぁ、家でゆっくりと飲む泡盛はなかなか美味。
 そうだなぁ、そのうち琉球ガラスのどっしりしたものを用意したいねぇ。

 今日は自分にとってとても嬉しいことがあったし、いい一日であった。泡盛を飲みながら、こうやって安らかに一日の終わりを迎えられるのも、シアワセなことであります。
 最近ネット上でわりとマメに読んでいるのが、西表島の旅行記。
 西表島は渡島3回になるけど、まだメジャーのところしか行っていず、いつかは白浜から渡船で船浮(ふなうき)に渡ってみたいなぁと夢想しているところ。
 で、さらにその先まで行くとなれば、かなりサバイバル風のトレッキングになってしまうようなのです。
 でも、いいなぁ。誰もいないような大自然あふれる南の浜を一人で歩いてみる――なんて、夢のまた夢なのだろうか。



 画像は、鹿川(かのかわ)の浜。船浮から崎山半島を南に縦走して出会える天国のようなところです。アダンの木がまたいいですねぇ・・・。とあるHPの画像があまりに美しいので、チト拝借しました。

 ところで、今日は我が社の人事異動内示の日。ある行政委員会への出向を命ぜられました。とは言っても、現在働いている16階の建物の中、しかも今までと同じフロアなので、あまり代わり映えはしないのだけどね。(笑)
 2006年度中は我が家もいろいろあって、あまりいい1年ではなかったけれど、職場も変わって07年度は心機一転といきたいと思っています。


 沖縄ネタを題材にした出版物をさかんに提供してくれる双葉社の名物シリーズ「好きになっちゃった沖縄」の、はて、第何弾になるのだろう??
 と思って過去を紐解いてみたところ、う~む、スゴイ・・・。
 1998年に「好きになっちゃった沖縄」、99年に「好きになっちゃった沖縄の離島」、2002年に「新・好きになっちゃった沖縄」、03年に「同 沖縄の離島」ときて、06年にこの本が発売。5冊目だよ・・・。
 してナント、その一月後には「もっと好きになっちゃった沖縄の離島」も発売されています。

 内容的にはだんだんとそのディープさが増してきているのですが、こちらとしてはその勢いを上回って深々と沖縄及びその離島に埋没してきているので、読んでみてのインパクトは相対的に低下している――というのが我が身における実情ではある。
 しかし、冷静に考えてみると、5冊目となるこの本は、沖縄ビギナーにとってはどういう位置づけとなるのであろうか? もしも、一般人にとってあまりに微に入り細に入ったことどもを扱っているのだとしたら、果たして採算が合うほどに売れるのだろうか??
 ――そんな疑問すら覚えてしまうような、マニアックなシリーズだと、私は思っているのですが、出版社側の方、いかがでしょう?

 たとえば、「すき焼きを食す」、「親子丼を食べる」なんていう項目のどこが沖縄なのか?!と、一般人は思うのではないか。
 また、「ちんすこうを極める」、「瀬底島の登頂記」、「本部(もとぶ)のお宅拝見」、「運転代行を使う」・・・などなどなんて、沖縄が大好きな人にとってすら、もしかしてどうでもいいことなのではないか??

 まぁ、取るに足らないようなことだって、沖縄のことは何でも知りたい! ああ知りたい知りたい!! というヒトにはうってつけのシリーズなのでしょうねぇ・・・。

 おれは好きですよ、こーゆーのは。
 昨日、家に帰ろうと車を運転中、長男から切迫した声で電話があって、次男が車に轢かれた!とのこと。ようやく火事の一件から立ち直ってきたこの時にまた災難かと絶句しつつ、半分血の気が引いた感じでそのまま現場に急行。

 着いてみると、次男はケロッとした顔をして佇んでいるではないか。まずはホッと胸をなでおろし、現場を確認している警察の人と相手方から状況を確認。

 聞けば、横断歩道を自転車で横断中、右後方から左折してきた車が前方不注意でドンとぶつかったらしい。彼は尻餅をついた程度だったが、自転車の後輪はぐにゃぐゃになり、乗って帰れないので長男のいる自宅に電話をした――ということらしかった。なんだよぉ~。

 一応病院で診てもらったほうがいいという警察の指示で救急病院に連れては行ったものの、なんか場違いの感すらあったりして。
 まぁ、無事で何より。警察沙汰はもう勘弁してほしいよね。

 で、相手方のお嬢さんはというと、恐縮することしきり。さらに、夜にはお父さんから丁重なお詫びの電話をいただいたり。
 大丈夫。おれとて子を持つ親。将来ある娘さんのことですから、悪いようには決してしませんからご安心を。

 ひとつ間違えばとんでもないことになったかもしれないこんなことがあっても、「なぁんだ、その程度のことなら、何ということはないではないか」と思ってしまったおれって、火事以来すっかり図太くなってしまったか?

 さて。
 これは波照間島の道。
 こんな道なら事故は絶対に起きないでしょうね。(笑) それより何より、島民同士なら警察沙汰にはしないだろうし。




 山形市の近郊、中山町の「天将」のラーメンを食べてきました。
 ダブルスープと自家製麺がウリとのことなので、息子たちと喜び勇んで。(笑)
 おれが食べたのは醤油ラーメン中盛り650円。
 うむ、なかなか美味い。麺がもちもちっとしていてイケる。おろしタマネギが添えられているのが特徴ですね。スープはやや塩味が強いけど、いい味を出している。メンマは市販のものっぽく、際立ってはいないかも。
 標準以上だが、辛口の意見を言えば、鄙には稀な・・・といったレベルと評したら叱られるだろうか。山形市内には麺、スープともにグレードの高い店がわんさかあるので、わざわざ再度食べに来るほどではないかも。ま、個人的な感想ということで。

 中二の次男は何を思ったか、麺を2玉使う味噌ラーメン大盛り800円(下画像)を所望し、四苦八苦して食べた後はぐったりとなっていたっけ。横腹の辺りをポンポンと叩き、白鵬気取り。(笑)

 tensyomiso.jpg

 どこの店で食べても、子供たちと一緒だとなかなか楽しいのでアル。


 このたびの引越しの際に本棚の中から出てきた未読本。いったいいつ、どういう思いで買ったものだったか・・・。
 発行日を見てびっくり! 昭和51年。1976年ですぜ。30年以上も前の本だ。立派な装丁の280ページにもかかわらず、980円だもんナ。

 で、読んでみた。
 鹿児島の南240キロの群青の海に浮かぶ火山列島の中のひとつ、平島。著者は人口95人のこの小さな島に都会から居を移し、生活することと見ることを同一線上に置きたいと思い、十余年の日々をそこで暮らした――というヒト。
 しかし現実は厳しく、現代という巨大な流れが島を包むとき、神は死に、人々は閉ざされた島の中で皆が皆、ギリギリの線でその日暮しを余儀なくされていた、という。

 南島民俗学の大家谷川健一が「文章は平易であり、その上に生き生きとした批評眼が随所に見られるので、一気に読み通せる型破りの新しい民俗誌である」と述べているとおり、筆致がとても小気味よく、トカラの生活や民俗を垣間見るには絶好の書ではないかと思います。

 この本を読んで、著者稲垣尚友氏の書をさらに読みたくなり、通販で「十七年目のトカラ・平島」(1995年発売)という本を買ってしまったゾ。

 さて、平島。
 島の現況はどうなっているのかを調べてみると、人口は70人余りと、過疎化の嵐が吹き荒れる中で健気にがんばっているよう。
 そして、昔ながらの風俗が最も守り続けられており、中世から続く元服の儀式が今も当時の形式をほとんど変えずに行われている――のだそう。なんか、そそられるものがありますねぇ。