ひっさしぶり~♪ 昨日ベトナムから戻ってまいりました。

 極めて充実したホーチミン・ライフに加え、帰りのフライトは深夜発ち、朝着、その後山形までの6時間のロングドライブで、昨日は眠くてもうへろへろ。正直ブログどころではなく、夕食後にひとたび横になるや否やバタンキューであった。
 でもって、今日(月曜日)から平常どおり、フルウィークでの勤務。
 まったくなぁ…。
 若くない身体にはけっこうくるものがありますナ。
 それに、旅の余韻というものを十分に楽しめないという問題もある。

 しかしながら、約一週間ぶりに戻ってみると、意外や意外、故郷にはいいところもたくさんあることに気づく。
 とりわけ山の緑や、その合い間に広がる人の手がたっぷりと入った里の様子は、実に美しいものなのだなと再認識。
 それから、東北自動車道のサービスエリアで食べた喜多方味噌ラーメンがたまげるほど美味なものと感じられた。いくらベトナムの食べ物が日本人の口に合うといっても、これには到底かなうものではない、ということなのだね。
 また、日本は公共空間がとても清潔できれいである。ごみひとつない、と言っていいくらいのレベルだ。ホーチミンのヒトは室内のゴミは外へと放り投げていたからなぁ。

 困ってしまったのは、この6日間で、未視聴の録画番組や未読の電子メールがどえりゃあたまってまったこと。(また名古屋弁かよ…)
 あと、おれにとって決定的なのは、オキナワ事象からかなり遠ざかってしまったこと。
 そして、カックンなのは、そのわりに仕事のほうは思っていたほどたまっていなかったこと。う~む、これが一番の困りごとかも。

 ということで、足腰の疲れを癒しつつ、日焼けのヒリヒリ部分をさすりつつ、また、たまってしまったあれやこれやを地道に解消しつつ、明日あたりからぼちぼち旅の様子を写真とともに紹介してまいりたいト、かように考えてオルところであります。

 まずはご報告まで。
スポンサーサイト


 この夏に敢行したベトナムホーチミンへの旅について、何回かにわたってドキュメントしていきたいと思います。

 まずは旅の概要。
 H.I.Sの「ラクラク直行便ベトナム人気NO1都市へ ホーチミン6日間」というパッケージで、最も安いスタンダードクラスにて。
 それに1万2千円で「決定版まるかじりホーチミン」というオプションを付加して、ホーチミンの観光を網羅してみた。ベトナムは初めてなのでね。

 日程は次のとおり。

1 8月29日(火)
   朝  車で山形発
   夕  成田を夕方発つJAL直行便でホーチミンへ
   夜  ホーチミン着
2 8月30日(水)
   午前 クチの地下トンネル半日観光
   午後 フォーと生春巻きのランチ、スタンダード市内観光
   夜  サイゴン川ディナークルーズ
3 8月31日(木)
   終日 ミトーのメコン川クルーズ
4 9月1日(金)
   終日自由行動
5 9月2日(土)
   終日自由行動
   深夜 ベトナム航空機で成田へ
6 9月3日(日)
   朝  成田着
   午後 車で山形着

 利用ホテルは、繁華街ドンコイ通りに面したアジアンホテル。
 ホテル、オプション込みでH.I.Sへの支払額は10万円以下と、なかなかリーズナブル。
 旅の相棒は、高校時代からの付き合いとなるMITSU氏。彼もベトナムは初めてだ。
 オプショナルツアー部分は行動を共にし、後半の自由行動日はそれぞれの思うところをがっちりと追求しようという暗黙の了解がある程度で、具体的に何をどうするかは深く考えずに、行き当たりばったりということで出発したのでアリマシタ。

 なお、MITSU氏も自分のブログに旅のインプレを書いていますので、そちらのほうも読んでみてくださいね。
 http://seihoku.blog63.fc2.com/
 8月29日(火)の現地時間22時20分頃、ホーチミンのタンソンニャット空港に到着。日本時間の時計を2時間戻す。
 日本に比べてややトロい入国審査を終えて出てきた到着ロビーの様子はこんな感じ。



 う~む、すぐに外なのね。この感じは新幹線を降りて八重洲口に出てしまった東京駅――といった感じだよね。(笑)
 思ったほど暑くはないんだナ。

 で、このあとは同じツアーのグループ10人程度がお迎えのバスに乗ってそれぞれのホテルへ。
 我々がホテルに着いたのは、そうなぁ、12時近かったんじゃないかな。
 翌日からの日程に備えて早く寝ようぜ。

 あ、そうそう、日本航空とベトナム航空がコードシェアしている飛行機でしたが、往きはJALでした。MITSU氏は「なんだ、乗務員はアオザイじゃないのか…」と残念そう。いいのいいの。アオザイ姿は明日から死ぬほど見ることができるんだってば。
 お決まりの機内食ショットも載せておきましょうね。(笑)

v0005.jpg
 明けて30日。
 この日のオプショナルツアーは8時ロビー集合なので、6時起きだ。なんか、早くも睡眠不足になりそうだぜっ!(笑)

 ホテルでの朝食は、アメリカン、コンチネンタル、フレンチ、オリエンタル、べトナミーの5種類の中から選べる。
 だったらさっそくべトナミーだよね、ということで、登場したのがコレ。



 フォーである。のっけからいいぞいいぞ♪
 陽気な感じのボーイが、“チミたち、食べ方よくわかんないだろ。こうやるのさ”って感じで、テーブルのチューブからオレンジ色のチリソースとこげ茶色の魚醤(?)ペーストをシュシュッとかけてくれる。ほほう、そうなのか。
 これは牛肉が入っているので、「フォー・ボー」というヤツなわけだな。
 で、ソースを溶かしてこのまま食べてみると、わりとあっさりした味で、まるで日本のチキンスープのよう。米でできた麺は、言うなればコシのない稲庭うどんのよう。
 これに右上の葉っぱを入れると――おぉ、なんとエキゾチック! 味が激変してこれぞベトナムという味になる。
 どちらかというと、もやしのように見えるもののほうが独特。おれは美味いと思ったが入れ過ぎるとどうかな? 好き嫌いがあるかも。
 いずれにしてもウマ~! これは何杯でもいけるゾ。大盛りはないのかな?

 てなことで、ベトナムの第一印象は極めてグー。ワクワク気分でホーチミンライフに突入しました。
 朝メシを食べ、朝の街の様子を見ようとホテルの前に出てみる。すると・・・。
 そうなんですね、ホーチミンなワケですから、もうすでにバイクがご覧のとおり道路狭しと走り回っていました。これ、ベトナム名物ですね。
 老若男女、ヘルメットもかぶらず、1人のものから、多いときは5人乗りで。また、さまざまなものを荷台に乗せて。



 車なんかほとんどなく、バイクも50ccか、それに毛のはえた程度のものばかり。みんなして朝からなにをそんなに走り回っているのだ?!という印象。
 すごいすごいと見ていたけれど、この程度はなんちゅうことないバイクの量だということが後々判明することになるのだけどね。

 滞在中、彼らの交通法規に対する考え及び態度――というものについて注意深く観察してはみたものの、混沌としていて最後までよく理解できなかったなぁ。
 ひとつ言えることは、運転そのものを動体力学的に捉えていることかな。ヤツがあのベクトル(運動量プラス方向)でくるならばおれはこのベクトルで“流れれば”接触することはない――というような。これは相手である“ヤツ”の行動パターンを熟知し、ある程度信用するということが前提になければできないワザなのではないか。
 一方、彼らの運転の仕方はというと、これがとてもよく理解できたし、理にかなっているように思えた。急ハンドル、急発進、急停止などはいっさいなく、日本でよく見かけるような空ぶかしやマフラーカットによる大音響などもない。団体による威圧的な走り方もついぞ見かけなかった。
 きっと事故は多いのだろうけど、死者が出るようなことは少ないのだろう。

 バイクの大群のなかをどう横断すべきか苦労する、という話を聞いていたけど、歩行者も急な行動をとらなければバイクのほうがかわして走ってくれるのだということに気づいてしまえばなんのことはなく、むしろバイクの帯の中を“泳ぐ”ことに快感すら覚えてしまいました。あぁ楽し。


 クチの地下トンネル半日観光へ。
 クチはホーチミンの北西へ約70キロ行ったところにある歴史遺跡区。途中ゴムの木の林立するところで休憩するなどして、2時間ほどで到着。
 上の写真はその入口。ガイド氏がチケットとパンフレットを求めているところ。

 で、さっそく入園して真っ先に見るのは、ご覧のとおりの地下通路への入口です。いろんなところで紹介されているので詳しくはそちらを見ていただくこととして、以下は現場レポート風に。

 枯葉などでカモフラージュしてあるので、入口がどこにあるのか、ぱっと見ではなかなかわからない。しかもこんなに狭いので、欧米人のような巨体には入ることすらできまへん。
 ガイド氏はみなさんもやってみてと言うけれど、おれはいいや。狭い、暗いは基本的に得意ではないし。

v0040.jpg

 てっきりベトナム戦争向けにつくられたのだろうと思っていたが、事実はさにあらず。その前のインドシナ戦争当時からあったものらしい。
 この入口のほかにもあちこちに入口や通気口、殺人用トラップなどが。
 う~む。逃げ隠れするにはアイデアや良しだが、どこかひとつでも見つかって毒ガスでも注入されたらアウトなのではないかと思ったりするが、どうなのだろうか。

v0050.jpg

 その後もこのような中を歩き、朽ち果てた戦車やライスペーパーづくりの様子などを見る。


 クチトンネルツアーのメインイベントは、実際に地下トンネルを歩く――というか、通ってみること。
 ご覧のようなところから腰のバンと張った金髪娘が首を横に振りながら出てくる。
 さあ、ニッポン人のみなさんもどうぞ~♪的なノリで順次入っていくと…。
 ひえ~、狭い~! 暗い~!!
 進むにつれて漆黒となる。
 あぁダメ、おれも戻ろ…と、思った頃には時すでに遅し。おれの後ろからは日本兵、もとい、ニッポン人が匍匐しながら陸続としてやってくる。あの金髪娘のように簡単に引き返せるものと思ったおれが浅はかだった・・・。

 しょうがないので、うさぎ跳びを始める前のような姿勢でアヒルのようにピヨピヨと歩を進めるが、これがまたしんどい。いったいどこまで続くのか。
 実際は20数メートルらしいが、何も見えない、姿勢が苦しい、あちこちぶつかる、汗が出る――。

v0060.jpg

 そんな中で、たまたま手にしていたカメラで必死になって撮ったのがこの1枚。
 なに?広そうに見えるって?? とんでもない。おれは確かに大柄なほうだが(183cm)、あの閉塞感ったらなかったゾ!

 写真なんか撮ったためにトンネル内は大渋滞。みなさん、ご迷惑をおかけしてスマヌ。

 トンネルから出るや、膝に手をついてゼエゼエやっていたのは私です。
 クチからホーチミンへと戻り、アイスクリームデザートのお店「Funny」というところでフォーと生春巻きのランチをとる。これもオプショナルツアーの一環。おれたちだけならまずゼッタイに入らない店だ。
 入口の看板には日本語も併記されているあたり、旅行エージェント御用達という雰囲気がひりひり。客も大方が日本人のようだ。
 で、食したブツはご覧のとおり。



 フォーについては、極めて簡素な感じだが、味のほうは日本人向けにややアレンジしてあるかなという印象。朝、昼と2食続けてのフォーとなるが、とても美味しくいただけた。
 旅のなかではお初となる生春巻きは、見てのとおり視覚的にも日本的感覚をもってすれば美しくデコレートされていて食欲をそそる。左側のタレが実にウマイのなんの!

v0100.jpg

 店内で働く女性はいずれもアオザイ姿で、旅情を感じますねぇ。
 我がテーブル担当の女性は、小柄なスタイリッシュ。おでこが広く、つぶらな2つのオメメの間がやや離れていて、鼻のつくりやあごのラインなどには平板な東洋系の顔立ちの中にもそこはかとないメリハリを感じ取ることができる。長い黒髪はポニーテールにまとめられ、その口調はとてもたおやか。
 う~む、…かわいい。
 誰かに似ていると思ったのは、そうなぁ、中学時代に初めて付き合った子だったかもなぁ。

v0070.jpg


 ベトナムのビールは、333(と書いて、バーバーバーと発音する)、Tiger、Saigonなどの銘柄があるようだ。
 どれも薄味で、蒸し暑くて鬱陶しいホーチミンの気候にぴったり。なので機会あるごとにうぐうぐと飲んでいた。
 たっぷり歩いた後などにカフェで飲むビールは、それはもう、砂漠で見つけたオアシスのようでした。確認しなかったけど、アルコールの度数もそう高くないのではないかな。

 このうち333がなぜか最安で、店ではだいたい11,000ドンぐらいから飲める。これって80円ぐらい?! 安いね~。店に入ると口癖のように「バーバーバー」と連呼するオジサンになってしまった。(笑)
 Tiger、Saigonはこれより2,000ドンぐらい高いのが一般的のようでした。このビミョーな価格差は何なのかな?

 上の写真は前出のFunnyにて3ドルで飲んだもの。こりゃ高いでんがな。
 下は31日、ミトーから帰る途中のレストランにて、2ドルで。あ、むこうに見えるのはSaigonだね。

v0080.jpg
 この後、市内をバスでめぐり、漆塗りの工房や戦争博物館などを見る。
 で、次に連れて行かれたのは、雑貨屋さん。
 ん? そう日程表には書いてあるけど、これは完全に日本人ツアー客向けの単なるお土産屋ですな。
 Miss Aodai(ミスアオザイ)というお店。いいものがいろいろ置いてあるけど、やっぱ高い。Tシャツが6ドルだもんな。

 なので、このヒマな時間を、ぴったりとマンマークでついてくるアオザイ姿の店員をうまく利用することにする。
 これはナニ?あれはナニ? これいくら?こっちは?という具合。
 その間、沖縄の三線そっくりの楽器をいじらせてもらったり、ベトナムの横笛と沖縄小浜島産の笛との違いについてじっくりと考察(?)したり。
 また、本物のシクロがディスプレイされていたので、ハンドルの切り方、ブレーキの掛け方などを尋ねたり。

v0110.jpg

 Tシャツは、値切ってはみたものの4ドルまでということで、買わず。3ドルなら買うといっているのに…。(それでも高いのだけど、店員がかわいいのでそれでもいいと…)

 最後には店員さんをいたぶるのも度が過ぎたかなとやや反省し、水牛の角でできたサラダ用のスプーンとフォークのセットをひとつだけ購入。それだって17ドルのものを12ドルに値切ってだけど。(それでも高いのだけど、店員が…(笑))

 あ、そうそう。うるし工房や戦争博物館を見学している最中にはすごいどしゃぶりがあった。驟雨。まさにキャッツ&ドッグズ。
 このときは知らなかったのですが、ホーチミンは午後になると毎日のように猫と犬がたいそうはしゃぎだすことを、この後思い知ることとなるのでした。
v0120.jpg

 ひどかった驟雨も、「アレハナンダッタンダ??」というようにウソのようにあがり、お次はお目当てのひとつ、ベンタイン市場。(上の画像は翌々日の朝に撮影したものです。)
 わずか30分程度の見学時間ということで、急いであちこちを回ります。

 入ってみると、市場内のメインストリートはご覧のとおり。
 さっそくオネーサンやおばさんたちの「オニーサン、ナニホシイ」「コレヤスイ」「コレ、ナナマンドン!」などのお声がかかる。
 おぉ、なんと商魂たくましい方々たちよ! してまた日本語がお上手で。
 那覇の平和通り商店街もなかなかアジアンな雰囲気だったが、さすが、本場は違うなぁ!

v0130.jpg

 ここの両脇にはこれよりずっと狭い通路がたくさんあって、そこに一歩足を踏み入れるや否やもうラビリンスの世界が…。
 喧騒、見知らぬ人々との肌の触れ合い、市場独特の臭気、意味不明な言葉、異邦人であるおれを見つめる現地人の視線・・・。
 一種の陶酔感に眩暈し、体内のアドレナリンが騒ぎだす。

 よ~し、買うぞ~! 値切るぞ~!!
 ということで、おれはココでTシャツ2枚(2枚で2ドル)、刺繍入りの布製バッグ(言い値7万ドンを3万ドンで)、籐製のバッグ(言い値25万ドンを18万ドンで)をゲット。
 市場ってつい必要以上に買ってしまうものなのね。
 ベンタイン市場 その2。

v0190.jpg

 市場の華は、フルーツや野菜、鮮魚など、人の口に入るもの。
 とりわけフルーツや野菜は色とりどりで、見ているだけでとても楽しい。

v0160.jpg

 ヘニャホニャ、ハニャホニャというようなベトナム語特有のニャンニャン語調で商談し、買ったものは無造作に手提げにつっ込むか、多いときは天秤棒で担いだりして、最後はバイクに無理やりくくりつけてブイーンと帰っていく。
 そういう生活も、それが当たり前のお国柄なら悪くないのだろう、きっと。

v0150.jpg

 魚のさばき方もこんな感じ。東京山の手あたりのお上品な主婦なんかが見たなら手を口元に当てて顔をしかめそうな光景だけど、これまたそれがお国柄なら悪くないのだろう、きっと。
 よく火を通せばいいのだ。
 ベンタイン市場 その3。
 ほかにも様々なものが売られている。

v0140.jpg

 衣料品も豊富。上の写真は開襟シャツを物色するMITSU氏。黒地に刺繍の入ったカッコいいヤツをお買い上げ~♪

v0170.jpg

 これは乾物屋。干し海老が山のように積まれていました。

v0180.jpg

 こちらは、ちょっとわかりづらいけど、急須や土瓶、食器、金物、包丁などを売る店。
 通路の広さなんて、こんなもんです。
 しかし美しくディスプレイするものですね。ベトナムは地震ってないのかなと心配するおれはやっぱり日本人だと思うね。
 ベンタイン市場のその4は、市場で見かけた女性たち。
 いずこもそうなのだろうが、市場というものは女たちの活躍の場らしい。プラスチックでできた椅子に腰掛けて、話をしたり寛いだりしながらそれぞれの仕事をしている。



 まずは、2枚2ドルでTシャツを買った店のオネーサン。
 とても明るくて気っぷのいい方でしたナ。写真を撮るよというと、はじめは私なんかダメよというそぶりをするも、結局はこのようにポーズをとってくれる。
 撮り終えると、どんなふうに撮れてるの?と液晶画面を見たがった。

v0210.jpg

 こちらは衣料品店で熱心に商品を整えている2人組。市場の店員にはまれな、というか、ちょっと見、日本人かなと思えるほどの顔のつくりですね。
 まだ人生の苦労を知らないような、無垢な雰囲気。混沌のベトナムにもこういうヒトたちがいる、ということか。
 ベトナムの若い女性たちの一部はファッション的にもボーダレス化していますね。

v0220.jpg

 時刻は5時過ぎ。市場の外ではそろそろ屋台の店を出す準備が始まっていて、女たちは食材の下ごしらえに余念がない。
 このヒトは分厚いイカのようなものをハサミで短冊切りにしていました。こちらのほうはフツーのベトナムなのでしょう。
 雰囲気はけだるいものの、手仕事は一心不乱に続けられていく。
 沖縄のエイサーを見てからというもの、アジア人女性の“ふくらはぎ”にも注目しているので、1枚撮ってみたところ。(笑)


 今回の旅でお世話になった宿は、ドンコイ通りにあるアジアンホテル。機中泊以外の4泊はすべてココでした。市内を観光するのに立地もよく、旅のベースキャンプとしてとても重宝しました。
 レストランのひょうきんな中年ボーイのほか、フロントマンもなかなかグー。滞在中に一度あった洗面台の詰まりもきちっと対応してもらった。
 夕刻などにはカウンターにHISの担当者が待機していて、なにかと便利。これで延泊一日一人3千円(朝食付)だもんナ。おれには十分すぎるぐらいだ。

v0240.jpg

 部屋の様子はこんな感じ。これに広いバスルームが付くあたり、沖縄のコザにあるホテルたちと雰囲気がよく似ているんだよなぁ。いや待て、こういうほうがホテルの国際基準ということなのだろうな。

 ワレラの605号室は、シャワーのお湯が出ないといったことはなかったが、エアコンの温度調節が効かず、フル稼働させてもまあまあ程度の室温にしかならなかったことが難点だった。
 蚊が多いとの事前情報があったけど、1、2匹程度は確かにいたが気にならない程度でしたよ。
 次回もここを利用したいかと問われれば、YESですな。


 久々に蕎麦が食べたくなって、まるごそばのもり天650円を食べてきた。
 まるごそばの店はいくつかあるが、やっぱり山形新聞放送会館の裏にある店が質、量ともに充実しているとおれは思っている。

 蕎麦というと、本格的なものを食べようとすれば値段が高くなってしまい、また1枚では量的に物足りない――というものが多い。
 でも、蕎麦の質の面で多少妥協すれば、この店なら腹いっぱいになれるし、カリカリのゲソ天でえもいわれない満足感も得られてしまう。

 まずは、せいろの上の麺に一味の唐辛子をふりかける。
 甘じょっぱめのタレにはネギを加え、サービスの玉子を割り入れる。
 そして、長めの麺を天高くまで持ち上げて、タレに浸し、ズズーッとかっ込む。
 う~~~む。至福のひとときである。

 で、最後は、卓上のポットから濃い目のそば湯を残ったタレに注ぎ足し、漬物とともに味わう。

 まるごの蕎麦はときどき無性に食べたくなるから不思議だね。

marugo2.jpg
 8月30日の夜もオプショナルツアーは続く。
 サイゴン川のディナークルーズである。

 夜7時、フロントに集合するも、一向にバスは迎えに来ず。どうやら我々がホテルの前でウロウロしながら写真を撮っていたわずかの間に一行は出発してしまったらしい。
 でも大丈夫。フロントのHISスタッフが動いてくれ、再度のお迎えにて無事乗船できました。



 で、この船、ホーチミン観光には欠かせない有名なフネらしいのだけど、どうよコレ。子どもウケは確かにすると思うけど、我々や西洋人にはあまりいい趣味とはうつらないんじゃないかなぁ…。
 でも、こうやっておれも暗い中写真に収めたくなってしまうあたり、いいセンついているのか?

 案内されて3階の席に着くと、おぉ、今日バスで行動をともにしたHISのご一行様が。その中にはアオザイをレンタルして着込んできたオネーサマもいて、おぉ、チミたちはこんなにも美しかったのかと見直したりして。そんな彼女たちをMITSU氏は写真に収めてあげたりして大サービス。うまく撮れたかな?
 そしてそのほかにも中国や韓国などのアジアの方々や西洋人などの団体客が大勢。
 でもって奥のステージではベトナムの歌や踊りが繰り広げられていて、異様ににぎやかでやんの。

v0270.jpg

 運ばれてきた料理はご覧のとおり。空心菜のソテー、揚げ春巻き、蒸し海老、蒲鉾チックな揚げ物、白身の魚の甘酢あんかけ、そしてご飯。これらをツマミにまたまたバーバーバーを飲み、ホーチミンの実質的な初日のあれこれについてMITSU氏と語り合った。――とは言っても、周り、かなり騒々しいんですけど…。
v0280.jpg

 しばらくすると、ご覧のような海鮮鍋が登場。これがまた、具も美味いがダシの出たスープが絶品!!
 多少パサパサした地元のご飯に辟易していたこともあり、こういう場ではどうかとは思ったが、このスープにご飯をブチ込んで海鮮おじやをつくってみた。
 これは大納得でしたな。お上品な食事より結局こーゆーものがおれたちにとって一番ナイスである、ということなのでしょう。

 いや~満足満足♪と寛いでいると、飲み物代の清算をしにボーイがやってきた。
 それが写真の彼なのだが、やたらとフレンドリーに近づいてきて愛想をふりまくユニークな男なのね。

v0260.jpg

 コイツ、K-1で活躍中のガオグライ・ゲーンノラシンとどことなく雰囲気が似ているので、我々は彼をガオグライと呼んでかわいがってやったのだった。
 で、最後にはビール代6万ドンに対して10万ドンを渡したところ、残りは全部チップにしてくれとか、MITSU氏とおれのタバコ(日本産)がほしいとかニコニコしながらおねだりをする。
 ま、かわいいヤツなので、締めるところは締めて、チップ2万ドンとハイライト、ルーシアを各2本ずつ分け与えて友好を図る。この程度で喜ぶならかわいいではないか。

 などと楽しいことがいろいろあって、9時30分過ぎに下船し、2日目の日程を終えたのでした。

 なお、こちらはホンモノのガオグライです。ご参照のほど。
v0265.jpg
 明けて8月31日。この日は終日ミトーのメコン川クルーズのツアーとなる。
 バスは8時にホテルを出て国道1号線を南西方向に進む。
 その途中、車中から街や人の様子をつぶさに観察する。車内は眠り始める者が多くなるが、ここでこそ街を見なければもったいないではないか。

v0290.jpg

 朝からキミたちは何をやってオルのか。そして男性諸君、仕事はどうしたのか?
 どうもこういうシーンが多く、彼らの労働と生活についての関連性が最後までよくわからなかったナ。

 で、写真のように、大きな道路から直角に入り込む路地があちこちにあって、これが光と影の中で妙に魅力的な雰囲気を醸し出していた。
 そこから先に入り込んでみたいが、他を閉ざすような厳粛な空気も流れていて、おれのような旅の者を強く撥ねつけている。
 でも、その先にはわくわくするような何かがきっとあるはずだと思って路地の先を凝視してみるのでした。

v0300.jpg

 こちらは通りに面した家々とそこに住む人たちの様子。
 右側の店もそうだが、ホーチミンの街はバイク屋の出現割合が異様に高く、それらは決まって歩道にバイクを並べているので、街の歩道を歩いているとまたバイク屋かよとウンザリさせられることになる。
 また、店の前にはだいたい、日本の風呂場で使うような安っぽい椅子がいくつか置いてあり、人々はそこで休んだり、時には食事をしたりしているのでした。
 実際に歩いてみて感じるのは、彼らは通りすがりの人間にはそれほど関心がないようで、歩いていてもじっと見つめたり会話が急にやんだりということはなかったように思います。
 ま、沖縄もそうだし、暑いところはどこでも、このように外で涼をとっているところを見かけますよね。
 バスの車窓から その2。バイクで街を泳ぐヒトビトについて。

v0310.jpg

 まずは女性。ご覧のように頭、顔、腕、脚などを徹底して紫外線から守っています。
 帽子にサングラス、これに排ガス対策用のマスクをすることで、顔のほうはカンペキ。腕には何かストッキングの腕版のようなものをつけていますね~。
 ちょっとわかりづらいけど、大部分のバイクの後部座席にはチョークで何か書かれています。これっていったいナニ?

v0320.jpg

 バスの車体ぎりぎりまで接近中のバイクを見てびっくり。なんじゃコリャ。メーター類がぶっ飛んでしまっていますね~♪
 で、よく見るとミラー類も皆無ではないか。よ~やるよ、にいちゃん。相当に年代モノのバイクだね、こりゃ。
 そして、すぐ左前にいるバイクをご覧ください。前のバイクとこんなに接近して渋滞待ちをするんですね~! なにもここまで近づかなくたっていいようなものだけど…。

 あと、バスで走行中、すごい荒業を目撃したので報告。
 ある走行中のバイクの後部座席に乗っていた子どもが、誤ってサンダルを落としてしまう。
 そのサンダルを、後続のバイクの後部座席に乗っているニーチャンが、走りながら素足で掬い取る。
 ニーチャンはそれを手に取り、走ったままで、前方で停まっている子どもの運転者に渡し、そのまま走り去る。
 これで一件落着である。
 ・・・・・・。
 おれは少なからず、いろんな意味で感動したゾ。