数日前、高校時代からの友人と呑んだときに、プログレッシヴロックの話になった。わかる?プログレッシヴって。
 いや待て、そこに至るにはグラムロックというのがあったな。
 1970年の、あれは前半。いい若いモンの男性がメイクをし、肌を露出してロックをやり始めたのですよ。それがまたカッコイイ! それだけならただのサイケ(これもまた古い言葉だ!)だけど、彼らは実力も伴っていたので、ビートルズなどに代わるスターを待望していたロックファンに熱烈に受け入れられたというワケ。
 その旗手はといえば、T・REXとかディビッド・ボウイなど。彼らについては中学時代に死ぬほど――というか、勉強もしないで翌日の授業や試験で惨めな思いをするほど、身を削る思いで聴いたものだ。
 そしてプログレッシヴ。きら星のごとき多彩なパフォーミンググループが登場、おれとしてはYES、EL&Pなどがお気に入りだったほか、英語圏に限らない、たとえばオランダのフォーカス、ドイツのアモンデュールⅡ、イタリアのPFMなどにも食指を伸ばしたものだった。
 で、ようやく本論へと突入するけど(笑)、呑んで話をしているうちにその友人がフォーカスのCDをしこたま持っているということがわかり、先日それをそっくり借りて聴いてみたというワケなのダ。
 いや~、すごいです! 今聴いてもちっとも古くない。ま、ストレートなギタープレイや、当時ようやく使われ始めたシンセサイザーの電子音の多用が気になるところではあるけれど。
 そう言えば先だって、めずらしくドイツに住む姉から小包が届いた。ナニかと思えばDVD。なんでもT・REXの1972年のライブ映像が手に入ったとかで、そのヨロコビを当時のグラムロックきちがいだった弟と共有したかったらしいのだった。
 若かったあの当時の音楽は忘れられず、フォーカスにしてもT・REXにしても、今でもイントロを聴けばすべてのメロディが口をついて出てくるし、各パーツのプレイメソッドまで身体が覚えている。
 友人にしても、姉にしても、きっとそうなのだろう。
 そんなことを想像するだけで、おれはシアワセを感じることができる。
 おれたちって、そんな世代なのであり、それを共有していることがとってもウレシイのである。
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 このごろ急激に、食指がアジアに向いている。特にヴェトナム。ネットで旅行記を探し、それら読んだりしているんだけど、興味はますます深まるばかりなんだよなぁ。
 でも、初めての地に一人で行く、というのもちょっと物足りない。で、ある職場の同僚に、いっしょにヴェトナムに行ってみないかと誘いかけていて、彼もその気になりつつある。しかし、この年代になってしまうといずこも家庭の事情というのがあるようで、最大のネックは奥様の了解をどう取り付けるか――というところのようです。
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 ということで、それについてはあまり期待しないで彼の結論を待つとして、今日は、まぁ、その一環とでもいいましょうか、下川裕治の「アジア帰りに沖縄ふらり」を読んでいます。
 下川曰く、“タイにはまった人は沖縄病にも罹りやすい”のだそう。そうであるならば、おれはゼッタイアジアにはまるのだろうナ。いずれも“肩の力をひとつ、いや、ふたつぐらい抜いても、なんの波風もたてずに生きていけそう”なのだそうだ。
 楽に暮らせる街――。いいではないか。あこがれるなぁ…。
 今日は一日いい天気。しかも太陽ギンギラではない、ややうす曇りといったところ。そんな休日には、猫の額のようなところではあるけれど庭の一角にデッキチェアを持ち出し、Tシャツ、短パン姿になって読書にいそしむ。眠くなったらそのままうたた寝すればよい。子どもたちの遊ぶ声、カッコウの鳴き声。肌にそよぐ微風。――これ、自分としてはけっこう極上のひとときなのね。こういうシチュエーションが好きなんだよ、おれ。
 一足遅いけれど、東北地方の陽春。い~い季節である。
 本か。
 読みたいものは山ほどあるが、なかなか読み進められず、在庫、というか、読まれ待ち(?)の本があちこちに置いてある。もう、どれが読まれ待ちなのかもよくワカラン状態。
 買ったときの意気込みが薄れてきて、なんでこんな本買ったの?と思われるようなものもあったりして。
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 そんな中から取り出しました1冊の本。季節モノとでもいいましょうか、沖縄戦ゆかりの「八月十五日の天気図」です。
 詳細はホームページに譲るとして、61年前のこの季節には、沖縄の各地に鉄の暴風が吹き荒れていた――ということを、少なくともおれの世代ぐらいまではしっかりと肝に銘じておきたい。
 え?もちろんおれはその時代を体験したわけではないけれど、自分の親の代ってのは戦中派っていうんですかね。父は帝国海軍の将校となるべく兵学校に進み、母は地元の飛行場に勤労動員されたという話を聞いたものだ。
 そんな話を聞いて、幼くも無垢な子どもだったおれはまったくぴんとこなかったものだけど、その話は親たちとすればほんの20数年ほど前の話をしていたワケで、今、自分の20数年前に思いをいたすと、親たちの戦争体験がとたんにリアリズムをもってくるのですね。
 てなことで、涙なくしては読めない名著でありました。

琉球関連書籍総覧 も、どうぞ。


 この人、誰かわかります? ってのは無理な質問か。
 知る人ゾ知る、“JINO”こと津波古慈乃。パーシャクラブのドラマーです。
 今年のGW、那覇ハーリーのメインステージでパーシャが演奏しているところをパチリ。新良幸人でなくJINOを載せるあたり、おれってか・な・りマニアック?!
 そのJINO、プレイぶりは地味、しかし刻むリズムはステディ。そんな彼がけっこう好きなのね。沖縄らしい苗字だけど、ヤマトジラー(大和顔)なのがアンバランスでいいし。
 実はこの日、パーシャの直前に太陽風オーケストラが出ていたので、ことパーカッションの迫力についてだけ言えば、パーシャは大惨敗。太陽風の太鼓三人組にはパーシャクラブと言えどもかないまへんな。
 今日は「沖縄慰霊の日」。追悼式では県立那覇商業高校3年の池彩夏さんが、「若い瞳」と題する詩を朗読した。

 紺碧の大空に照り付ける 太陽の日差し
 アカバナが揺れる坂道を 私は自転車でのぼっていく
 額からふきだす汗を グイっと袖でふきとって
 ペットボトルに手を伸ばす
 コポコポと音をたてて 喉を潤していく水に
 米軍の戦闘機が映り 入道雲のかなたに消えてった
 私はそれを横目で見ながら ペダルに再び足をかけ
 自転車をこぎだした
 戦後61年 いまだに居据わる米軍基地は
 私達の生活になじんで 風景の一部となった
 米軍の戦闘機は 耳をつんざく爆音を落とし
 勝手気儘に飛びまわっている
 いったいぜんたい 沖縄戦はどこに消えたのか
 自転車のハンドルを握る手に 不思議と力が入る
 本当に本当に 戦争は風化しているのか……
 もし風化しているのなら なぜ私はこんなにも我武者羅に
 自転車をこぐのだろうか
 ただ米軍の戦闘機を見ただけで……
 強い逆風をうけながら 坂道を下る
 カーブを曲がるため 軽くブレーキをかけた
 少しずつスピードが落ちていく
 こんなふうに時代の流れにも
 ブレーキが使えたらいいのにと思う
 もしかしたら そのブレーキになれるのは
 他ならぬ私達のような若者なのかもしれない
 私達が持っている瞳の光は 何よりも強く
 真っ直ぐ沖縄をみつめているのだから

 戦後61年。
 梅雨の明けたあのじりじりとした沖縄の強い日差しの中で、この詩が静かに朗読される様子を想像してほしい。
 キミはこの詩に感動できるだけのイマジネーションを、今も持っていますか。

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 今年の琉フェス大阪は、10月9日。チケット入手しましたか~?
 おれは早々と5月中、発売後すぐにゲット!
 で、どうなんだ、今回は。
 今回のウリは津波恒徳。ほかの出演者は知名定男、大工哲弘、坪山豊、我如古より子、大島保克、パーシャクラブ、ディアマンテス、ネーネーズ、下地勇、普天間かおり、よなは徹、中村瑞希、鳩間可奈子、神谷千尋 など。
 なかなか充実のラインナップ。HIP大阪の河野社長、がんばりましたね~、パチパチパチ…(と拍手)。
 でも、2年前、10回目の琉フェス大阪って、もっとすごかったんですよ。それは次のとおりの出演者の量と質をみて感じ取ってください。
 登川誠仁、知名定男、大工哲弘、でいご娘、饒辺愛子、徳原清文、嘉手苅林次、新良幸人withサンデー、大島保克、BEGIN、夏川りみ、ネーネーズ、下地勇、RIKKI、貴島康男、中孝介、山下卓也、Kiroro、鳩間可奈子・・・
 そのときのレポートをホームページ載せたところ、主催者のHIPの河野社長から、お礼の言葉とともに、そのときのDVDのコピーをいただいてしまったっけ。なのでおれはいつでもその感動を再体験できるのね。あぁ、シアワセ。
 そのときの様子は、
 琉球フェスティバル2004in大阪ドーム をご覧ください。
 今年もまたあのような至福の6時間を味わえるなんて、もう、今からワクワクだよなぁ。


 昨晩はまたまた大酒を呑んでしまった。某大手電器会社の地デジデータ放送の専門家を囲んで。
 その場で課長が酔った勢いで「コイツは沖縄マニアで…」なんて言ってしまったことから、図らずもひとしきり沖縄談義に花が咲く。
 専門家氏は、沖縄は依存体質でなんでも本土のせいにしてしまうところがよくない、などとニコニコ顔で語る。辛らつな言葉と不釣合いな笑顔がなかなかオモシロイ。このヒト、きついこと言うわりにはきっと沖縄大好きなんだなと、すぐわかったゾ。
 かと思えば、わりと近しいコンテンツ関連会社の男性は、この2年で3回沖縄に行ってしまった、とか、その際はかの有名なデジタルアーカイブ「Wonder沖縄」に連携事業を提案してきたとか、おお、ナント…というような話も。
 普段は仕事つながりだけど、話してみればまた別のオモシロ世界があるんですね~。
 こんなことで、仕事とシュミは峻別してきたつもりだったけど、このごろはだんだんと渾然一体化してきた感じ。いいのかわるいのか…。




 今年の「沖縄全島エイサーまつり」は8月18~20日。今年は8月6~8日が旧盆なので、ホントは7、8日あたりに道じゅねーやガーエーを見るべきなのだろうけど、あいにくそのあたりは格安チケットがない。で、今年はその2週間後にコザで開かれるエイサーまつりを観ようじゃないか!というワケだ。ココなら旅割が使える。
 エイサーまつりだって捨てたもんじゃない。会場に足を運ぶだけであちこちのエイサーが見られるし、道じゅねーだってあるもんね。隣りではオリオンビアフェストもやってるしサ。
 宿泊は、残念ながらデイゴホテルはすでに満杯。なので、胡屋周辺の格安ホテルを2軒はしごの予定。
 で、そのホテルによると、今年はコザ総合運動公園のスタンドが改築中のため、入場整理券は発行せず自由入場だそうです。
 過去に台風に祟られて中止の憂き目にあったことがあるので、今回はそうならないよう今から祈っているトコロです。
 このように、先々に楽しみがあるって、いいことですよ~。