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 またまたの大量買い。
 今回はこんな感じの9冊です。

 琉球御嶽伝説             きぐちさとこ        ソニーマガジンズ新書 780
 にっぽん・海風魚旅(4(大漁旗ぶるぶる乱風編)) 椎名誠 講談社文庫         857
 吐〔カ〕喇列島             斎藤 潤          光文社新書        860
 潜入!ニッポン不思議島      諸島文化・民族研究会 宝島社文庫        600
 沖縄イメージを旅する        多田 治          中公新書ラクレ      880
 ペリリュー・沖縄戦記         ユージンBスレッジ    講談社学術文庫     1400
 奇跡のカフェ沖縄「浜辺の茶屋」物語 小林ゆうこ      河出書房新社      1500
 旅するキーワード沖縄        下川裕治         双葉社           1600
 十津川警部「オキナワ」       西村京太郎        光文社文庫         671

 このうち特に期待度が高いのは、「吐〔カ〕喇列島」「潜入!ニッポン不思議島」あたりかなあ。

 最近は少し沖縄関係から距離を置いていて、8月になって以降、

 野党を貫いて32年/小竹輝弥回顧録          東北出版企画   1890
 田舎弁護士会長ずっこけ日記       濱田宗一  ほいづん社     1200
 ラストドリーム                 志水辰夫  新潮文庫       667

を読んだ。
 「野党を〜」は、共産党一筋で闘ってきた地元県議会議員の回顧録。
 また、「田舎弁護士〜」も、地元で活躍してきた大学の先輩の日々の日記。
いずれもその人となりを多少知っているだけに興味深く、共感を持って読ませてもらった。
 「ラストドリーム」は、我が愛するシミタツのほろ苦長篇小説でした。

 どれ、そろそろ本業の(?)沖縄方面にバイアスをかけて、楽しい読書生活を送り進めましょうかね。
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 ネーネーズが4年ぶりに発表するニューCD「彩(Sai)」が、間もなく発売されます!
 いやぁ、久々のCDなので、うれし。

 収録は13曲。
1 スネイ
2 オキナワン・パッション
3 パラダイスうるま島
4 ワジワジワルツ
5 遠くから
6 黄金の花
7 ハワイ行進曲
8 新北風
9 根間ぬ主
10 手紙
11 アカブーMisa
12 スンガー節
13 まつりの夜

 2はライブハウスでもうたっていたオリジナル、4は恋する娘の、いわゆる「里前」に対するいらいらした心境をうたったもの、5は嘉手苅聡のアレンジによる異色曲、6はあの名曲のセルフカバー、11はなんと、大城美佐子のことをうたったものです。
 また、うたうたは琉球弧の各地から。8は奄美民謡をアレンジしたもの、9は宮古島民謡、12は沖永良部島民謡、13は八重山民謡のアレンジです。

 8月22、23日の両日、国際通りのライブハウス島唄ではニューアルバム発売記念ライブが開かれます。

 ――と、知ったようなことを書いていますが、これらは「78タイフーンFM」のページから番組を視聴したためにわかったこと。
 この放送は、78タイフーンFMのページの「2008年08月13日【ヒトワク 080813ヒトワクネーネーズニューアルバム「彩」】」で聴くことができます。


 照屋林助。

 2005年3月10日、糖尿病による合併症と肺炎のため75歳で亡くなりました。

 『戦後沖縄音楽は、「カディカル〜てるりん〜誠小」という、いわば「コザ派・魔のトライアングル」によってその基礎が出来上がった』――とは、沖縄の芸能に造詣の深い藤田正の言ですが、沖縄芸能の歴史を築いた大人(たいじん)がまた一人失われてしまった、という喪失感はとてつもなく大きいものがあります。

 しかし、けっして落ち込んでいてはいけません。テルリンが教えてくれたことがあります。
 そう。戦後の沖縄。
 鉄の暴風を凌いでなお生き残った人たちこそが「命の御祝(ヌチぬスージ)」をしなければ、死んだ人に申し訳がないと、死者が出て沈んだ家庭を踊り唄いながら巡り歩いたという史実。
 元気を出そう、笑ってみよう――と。

 「楽しいから笑うのではない。笑うからこそ、楽しくなれる。」

 厳しい戦争が終わって63年、また暑い夏がやってきました。
 ボクたちは、悲しさを乗り越えて、笑顔でいなければなりません。

 てるりんが逝って3年5ヶ月。
 彼が放った光芒は、今もまったく色あせてはいないなぁ。      


 住民をも巻き込みながら3ヶ月に及んだ沖縄戦の死闘を指揮したのが、沖縄防衛軍司令官で陸軍中将(のち大将)の牛島満。
 精鋭師団を他地に転出させられるという戦力弱体化の中で、決戦か、持久かに揺れる司令官の苦悩と、その素顔を綴る――という趣向の戦記もの。

 牛島満といえば、連合軍の日本本土への襲来を少しでも遅らせるため、沖縄本島をいわば捨て石にして、沖縄諸島およびそこに住む沖縄の人々に筆舌に尽くせない甚大な被害を導き、悲劇を招来した張本人として紹介されることが多く、私もそのように理解していました。
 ところが当書では、牛島は慈愛あふれる温厚な軍人で、牛島の出身地の鹿児島県で言う「ウドサア」(うどの大木のような茫洋とした性格)で、重要事項の決定はすべて長勇参謀長に任せきりだったと書かれており、全体として牛島は悪くないようなトーンで描かれています。

 さらに、大変な戦禍をこうむった沖縄の人たちは牛島を非難する人は少ないとし、軍と行動をともにしたある沖縄女性は「お父さんと学校の先生をごっちゃにしたような温かい人だった」と証言しているというのです。

 正直言って、それって、本当なのかどうか。
 これまで読んできた多くの沖縄戦に関する書籍とはかなり食い違う評価であり、善玉、悪玉というステレオタイプの分類をするのはいかがなものかとは思うものの、司令官として全責任を負う人間を、この人のせいでこうなったのではないとでも言いたげな論調は、にわかに信用することができないなあ、というのが率直な感想です。

 参謀内が、主戦派の長参謀長一派と慎重派の八原作戦参謀一派に分かれていたといい、連合軍上陸後、参謀会議で主戦派が提唱した突撃を実行して敗走。その後長参謀長は意気消沈し、参謀内は八原作戦参謀の持久戦略が支配することとなり、このことが沖縄県民に多くの犠牲を強いた喜屋武半島撤退へとつながっていった――ということのようですが、これもまた別の角度から再考してみる必要がありそうです。

 この本とは別に、八原作戦参謀を中心に書かれた「沖縄悲運の作戦 異端の参謀八原博通」という本も入手しているので、これをもあわせ読んでから、自分なりの歴史観を持つことにしましょう。

 待っていましたよ、長い間。
 ネーネーズが8月29日にニューアルバム「彩〜Sai〜」を発売します!

 前作の「愁」から4年近く。ずいぶん待ちました。
 この2月にライブハウス「島唄」にライブを見に行ったとき、彼女たちが「今年はニューアルバムを出します」――てなことを言っていたのを聞いて、首を長くして待っていたのです。

 さて、どんな内容なのか、楽しみ。きっと、一段と成長したネーネーズを聴かせてくれることでしょう。
 発売記念ライブもあるんだろうな、きっと。
 うーん、行きたいけど、・・・行けない。トホホである。